恐れるものなど何もないのさ 止まれ見よ車窓からのぞくのは朝日を反射して輝く川で見つめたわたしを少し強くする床の黒い汚れを見つめたまま、あぁ、一体こんなところで何をしているんだろうと思う背筋をシャンと伸ばす凄まじい憎悪に、歯を食いしばっていることに気がつく念じれば、その通りになる魔法みたいなこと思う、嫌な魔法どうにかしたいのは今だそして変えるのも今だなんだか色褪せて目に映るよ……黄色いタクシーで家までちゃんと送ってねいつもより、少し大きな声で言った青山通り、23時32分愚かだ、君の思っていることが手に取るように分かる