消化の為に意味も無く使うはずの有給休暇が、まさかMRIの為に使うことになるなんて…です。


完全予約制のMRIの予約は、午後遅めの時間から開始で、朝食は取ってもよいが、昼食は取らないように(水とお茶は飲んでもOK)とのこと。


こんな時でもお腹はへるんだよなぁ。


MRIに備え、前回、造影剤の量を決めるって言ったんだっけかな??造影剤にも予期せぬ事態はあるらしいから、問題が無いかみる為って言ったんだっけかな?血液検査をしてたんだった。


検査室に入ると、検査着に着替え、スリッパに履き替え、たちまち患者さん仕様だ。


貴金属は付けていませんか?

金属探知機で反応がないかチェック。

スマホとか持ったままじゃないですか?

髪の毛は一応まとめて下さい。等々。


初めてのMRI、ちょっと緊張。


看護師さん何人掛かりでだ?

あーでもない、こーでもない。

新人訓練?研修用?なの?


なんだかワイワイ皆さん楽しそうなんですけど?


いちいち気になるのはこの時も。


私が可哀想すぎて、あえて盛り上げてくれようとしてるの?


「では、練習しましょう!」とのこと。


「練習??」


MRIの機器のベッドで体勢を整える為、数種類ある中から枕を選んで、高さの調整や、向き、素材、とにかく至れり尽くせりでビックリしました。


「寒くないですか?」

「痛くないですか?」


次々色々聞いてくれる。


実際の撮影には少々時間もかかるし、文句言う人いるのかな…と想像する。


練習が済んだら検査室前の部屋に戻り、看護師さんが造影剤の準備をして、医師が造影剤を投与する手前まで処理。


嘘みたいにぶっとい注射器持ってきたじゃん。


て、極太の注射をするわけではなく、造影剤の投与用だから針がめちゃめちゃ太いとかいうわけではなく、ホッとした。


造影剤の管を付けたまま、検査室へ移動。看護師さんが手を引いてくれますが、普通に歩けますよ?


その後は練習どおりです。