『美をつくし―大阪市立美術館コレクション』(福島県立美術館) | 空色ノートのブログ

空色ノートのブログ

こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

福島県立美術館(福島県福島市)で開催中の、『美(み)をつくし―大阪市立美術館コレクション』を観てきました。


この展覧会では、大阪市立美術館の所蔵品より、日本・中国の絵画、書蹟、彫刻、工芸など、172件の作品が紹介されています。

特に、
北野 恒富《星》(童心に返って星を眺めているよう、純粋で美しい一時)
上村 松園《晩秋》(穏やかな冬支度、澄んだ空気まで感じられそう)
橋本 関雪《唐犬》(渦を巻くような瞳が印象的、優美な洋犬)
《洛中洛外図屏風》(旅行気分を味わえる)
《萌黄縮緬地御所解模様振袖(もえぎちりめんじごしょどきもようふりそで)》(色とりどりの刺繍が美しい)
《白綸子地蓬莱模様総縫振袖(しろりんずじほうらいもようそうぬいふりそで)》(豪華な刺繍が目を引く)
《鼠形彫根付》《茸蝦蟇形彫根付(きのこにがまかたぼりねつけ)》《舌切雀形彫根付》(この愛らしさといったら!)
惲 寿平 (うん じゅへい)《花卉図冊(かきずさつ)》(柔らかく優しい色合いの花々)
が良かったなぁ…と。

櫛や笄(こうがい)、蒔絵の調度品、箱根付など、心ときめく作品も多く展示されていました。

会期は、5月21日までとなっています。


常設展示 第Ⅰ期コレクション展 では、
小茂田 青樹《薫房》
木下 春《機織》
佐藤 玄々 (朝山)《蜥蜴》《巣鶏》
安田 靫彦《茶室》
アンドリュー・ワイエス《そよ風》
カミーユ・ピサロ《エラニーの菜園》
ピエール=オーギュスト・ルノワール《帽子を被る女》
など、好きな作品も観ることができ、嬉しかったです。

こちらの会期は、6月18日までとなっています。