『山形で考える西洋美術 ──〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき』(山形美術館) | 空色ノートのブログ

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こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
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山形美術館(山形県山形市)で開催中の『令和3年度国立美術館巡回展 国立西洋美術館コレクションによる 山形で考える西洋美術 ──〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき』を観てきました。



この展覧会では、国立西洋美術館のコレクションより、ルネサンスから20世紀にかけて活躍した作家の作品が紹介されています。

特に、
ウィリアム・アドルフ・ブーグロー《少女》(少し緊張した様子も愛らしい)
ギュスターヴ・クールベ《肌ぬぎの女》(怖いけれど、なぜか見てしまう…)
クロード・モネ《セーヌ河の朝》(清々しい朝、深呼吸したくなるような一枚!)
が良かったなぁ…と。

吉野石膏コレクションより、
クロード・モネ《サン=ジェルマンの森の中で》
好きな作品なので、こちらも展示されていて嬉しかったです。

会期は、8月27日までとなっています。


常設展『フランス近代絵画の魅力 印象派からエコール・ド・パリへ』では、
カミーユ・ピサロ《ロンドンのキューガーデン、大温室前の散歩道》
クロード・モネ《睡蓮》
ピエール=オーギュスト・ルノワール《庭で犬を膝にのせて読書する少女》
マリー・ローランサン《小さな天使たち》
マルク・シャガール《バラ色の肘掛け椅子》
など、明るい色彩の作品が多く展示されており、穏やかな気持ちで鑑賞できました。

もう一方の常設展『紅花商人ゆかりの名品 長谷川コレクションをたのしもう』では、昨年開催の『紅花商家ゆかりの名品 ―長谷川コレクション展』で印象的だった、
北野恒富《阿波踊》
島成園《梅川》
も展示されていました。

常設展の会期も、8月27日までとなっています。