劇場版『鬼滅の刃』無限列車編 を観てきたので、感想を少し(ネタバレあり)。
ちなみに…
漫画は未読。アニメは『兄弟の絆』と『那田蜘蛛山(なたぐもやま)編』の父鬼が出てきた辺りまで。続きは録画に失敗し、観れませんでした。言動は荒っぽいですが、仲間思いなのであろう伊之助が好きです。禰豆子(ねずこ)も可愛い。
柱は顔と名前のみ。容姿が好みなのは、しのぶさん、蜜璃(みつり)ちゃん、煉獄(れんごく)さん、冨岡さん。
漫画も読んでいる姪に、(外見から判断して)「煉獄さんがリーダーなの?」と聞いたところ、「リーダーじゃないし、もう死んだよ」とあっさり…。
さて、映画の感想ですが…
・無意識の領域が興味深い。
・猗窩座(あかざ)戦が熱い。迫力とスピード感がある。
・煉獄さんが格好いい。惚れた。
・技の演出、術式展開が好き。見栄えがする。
《煉獄さんについて》
燃えるような髪・二股に分かれた眉・猛禽類のような瞳…と、熱いキャラクターだろうとは思っていたのですが。その熱さはもちろんのこと、強くて優しい・お茶目・面倒見が良い…と、まさに頼れる兄貴で、すっかりファンになってしまいました。
母の教えを胸に、ただひたすら頑張っていたんだろうなぁ…と思うと泣けてきます。「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。歯を喰いしばって前を向け…」は、自分自身に言い聞かせてきた言葉なのかもしれませんね…。
うたた寝したり、にっこり微笑んだり…といった表情も魅力的でした。小さなポニーテール?も可愛い。
炭治郎を優しく呼び寄せ、穏やかな口調で話をする場面は、胸が詰まりました。家族への遺言が切ない…。
最後、母親に見せた少年のような笑顔が印象的でした。煉獄さん、安らかに…。
《炭治郎について》
無意識の領域に広がる、ウユニ塩湖のような美しい世界。そして夢を見る度に自決し、現実に戻ってくる精神力。観ていて、炭治郎のことが少し怖くなりました。
ですが、猗窩座に向かって叫ぶ姿は、年相応の少年らしさが感じられ、なんだかホッとしました。…と同時に、彼につられて泣いてしまいました。
その他、
・煉獄さんに寄りかかって眠る炭治郎が微笑ましい。
・善逸(ぜんいつ)の上で眠りこける伊之助が可愛かった。
・禰豆子を助けにきた善逸が格好いい。
・魘夢(えんむ)の骨の描写がグロテスク。
映画館が落ち着いた頃に、もう一度観に行こうかなぁ…と思っています。