
この展覧会では、ロシア美術の殿堂・国立トレチャコフ美術館が所蔵するコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭の作品72点が紹介されています。
特に、画家の心を映し出すような「樫の木」、夏空とライ麦畑が眩しい「正午、モスクワ郊外」、落ち葉の匂いが漂ってきそうな「秋の朝」、雪のきらめきが美しい「霜の降りた森」、瞳が語りかけてくる「忘れえぬ女(ひと)」、夢とも現実ともつかない「月明かりの夜」、わくわくした気持ちが伝わってくる「本に夢中」が良かったなぁ…と。
その場の空気を感じるような、美しい風景画が多かったように思います。
会期は、8/25までとなっています。