ありす と うさぎ -6ページ目

ありす と うさぎ

自分自身と向き合うために綴ります。

始めの頃は、

ただ、会いたくて。

笑った顔が見たくて。

喜んで欲しくて。

駆け回っていた。


いつからか、希望が生まれて、

一緒に、いろんなところに行きたい。

一緒に、いろんなものを見たい。

一緒に、いろんなことをしたい。

一緒に、思い出をつくりたい。

ずっと、一緒にいたい と、

思うようになって。


いつからか、期待するようになって、

でも、期待はことごとく叶わなくて

いつも、泣いていた。
 

いつからか、普通の恋愛の物差しを持っていて、

現実を、今までを、

振り返り、泣いていた。


内緒。

誰にも内緒な関係。

曖昧な関係。

だって、きっと、誰かに話したら、

「やめなさい」って言われるから。

それに、抗う強さは無くて。

きっと、砕けてしまうから。

内緒。


自問自答を繰り返して、

泣いて、笑って、

沈んで、浮いて、

でも、答えは、変わらずに

在る。


普通の恋愛の物差しを手放して、

ただ、自分に問う。


私は、

好き 。

それで充分。

素直に。 


大丈夫、

手に入れる為じゃない。

縛る為じゃない。


ただ、好きで。

幸せに、在ってほしいと 思う。


心、穏やかだから、

本当。


あなたが、望む道を、望むままに、歩めますように。


あなたが、苦しいとき、困ったとき、救いの手がありますように。


どうか、幸せな道を歩んでゆけますように。