1つの整形外科の診断を鵜呑みにするのは危険!!!

今日は新規の方が2人来られました。

🔵1人目→中津市の50代男性。右上腕の痺れと左臀部から太腿にかけての痺れと腰のだるさ有り。整形外科で「首と腰のヘルニアが原因」と診断。

🟣2人目→宇佐市30代女性。左臀部から太腿にかけて痛み。左足首外側に鈍痛。整形外科で「腰のヘルニアが原因」と診断されブロック注射をヘルニア部分に打たれたが全く痛みが治らない。


おわかりの通り、2人の共通点は「整形外科でヘルニアと診断されたが薬で治らない」ということ。

豆知識を1つ☝️

整形外科から「ヘルニアを切りましょう」とは言われていない時点で「まだ小さいヘルニア」なのです!

「整形学検査法」という簡単に出来る検査があるんです。
例えば、仰向けに寝ていただいて、脚をゆっくり持ち上げていく間に脚に痺れが出るかどうか、またどこまで持ち上げた時に痺れが出たかによって、「本当にヘルニアによる症状なのか」「ヘルニアの大きさがどの程度か」がわかります。

今日のお2人にこれをやってみた結果、2人とも極小のヘルニアで現状の症状とは無関係!つまり原因は別にある事がわかりました!


そこで、全身を触診した2人の症状の原因の見立てはこうです↓

🔵50代男性→右上腕の痺れは、猫背による巻き肩(肩が前に出る)で凝って太くなった筋肉が神経を刺激している為。腰のだるさは筋肉のコリすぎ。左臀部から太腿にかけての痺れはコリすぎとリンパの溜まりすぎが原因。
ザックリ言うなら、症状は筋肉をガッツリ深くほぐせば消える程度のもの。但し、ヘルニアが大きくならないように首と腰に反りをつける努力が必要(保存治療)。

🟣30代女性→骨盤が左右とも開きすぎて両脚が外を向いている為、脚の外側が偏って凝っている。左足首外側の痛みはコレが原因で膝下の筋肉が太く固まったせい。
左臀部から太腿の痛みはヘルニアとは関係なく、左臀部の深部の筋肉が硬すぎるのと、その状態で骨盤が開きすぎた為に坐骨神経に硬い筋肉が当たってしまった痛み。
つまり、左臀部の痛みと足首外側の痛みは別物であるが、ガッツリ深部までほぐして骨盤を閉じれば全て解決する。


50代男性の痛みはキレ〜イに消えましたよ👍✨
30代女性のほうは、お尻の痛みがまだ少し残ってますが、自宅で出来るほぐし方を教えたので、サボらずに1〜2週間続けてもらえればキレイに消えると思います👍✨

以前も書きましたけどね、整形外科はケガを治す専門医だから、ケガ以外を治すのは内科が一緒に外科を診てるようなものです。

日本人のケガ以外の痛みには西洋医学はそのまま通用しない!
骨がどうこう以前に筋肉をしっかりほぐさない限り絶対に痛みは消えません!

それを証明するかのようなお2人の登場でした😂

やっちゃん聞いてるかあああ!
笑笑