宮崎県東諸県郡国富町の平和食品工業は、「宮崎かしわ屋」でおなじみですよね。(文責:管理栄養士 野田恭子)

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この会社は株)オリナスの谷口 行利 社長がご支援しておられます。前々からとり掛かっていた新商品開発は、お歳暮に向けて日本中を宮崎県の虜にしてしまいそう..,,. 従来のレトルトから脱出したグリル志向の味!!「食の宮崎」が大きく羽ばたこうとしている。早く皆さんにお届けしたい。
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さて、

「牛肉と豚肉と鶏肉」の中で、冷めてもさほど味に変化のない肉はどれでしょうか。


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答えは鶏肉。


牛、豚、鶏肉での一番大きな違いは、脂肪の質。

脂肪には味はありませんが、テクスチャーすなわち舌ざわりやなめらかさに影響します。

脂肪の融点は、牛肉:40~50℃、豚肉:33~46℃、鶏肉:30~32℃

口に入れたときに、体温での脂肪の溶け具合と関係します。これには、脂肪を構成する脂肪酸、特に低分子の脂肪酸が深く関わっているので、牛肉の脂肪は他の肉よりも硬く、融点が高いのです。だから融点の低い鶏肉は、冷えてもやわらかくて、消化がよいと言われているのです。一方融点の高い牛肉は冷めないうちに食するのが上手な食べ方と言えるでしょう。


また、豚肉にはビタミンB1が牛肉の約10倍も含まれ、エネルギーの代謝を助けるため、疲労回復などにとても効果があります。


さらに牛肉は鉄分が豚肉の約3倍も含まれています。

実は鉄と言っても、食品に含まれている鉄には、ヘム鉄とノンヘム鉄の2種類があり、ヘム鉄はノンヘム鉄に比べると10倍の吸収力があります。

牛肉に含まれている鉄の多くはヘム鉄のため、とっても良質の鉄を含んでいる食品なのです。

貧血には牛肉がおすすめ!


それぞれの肉の特徴を知って、自分の体の状態に合わせて食するといろいろな楽しみも倍増してきますよね。