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   ひかるside








  『…さようなら。』









  「…ん、、」

  「かり、…ん?」





朝起きて、隣に夏鈴が居ないことがわかるとすぐ納得した、そういえば朝から用事があるって言ってたっけ、今日はひとりぼっちかな。





  「はあ、変な夢、みたかな、」





目が覚める直前、夏鈴の声が聞こえた気もするけど、ただ私が思い出せない夢に出てきちゃっただけなような気がした。



なんとなくで考えながら、洗面台まで行って、歯を磨いて、顔を洗って、いつも通りの一日を始める。





  -ひかる?今からちょっと時間作れへん、?-




お昼過ぎくらい、夏鈴から連絡があった、用事が早く終わって暇になったのかな、と考えながら、ちょうど外に出ようか迷っていたタイミングだったから



  -いけるよ!どこで集合?-



と返信だけして、支度を急いだ。






  「準備に時間かかっちゃった〜、もう何してんだ私は…




自分の準備に時間を取られて連絡した時間よりも遅く着いてしまって、焦っていた。




  夏鈴「あ、ひかる、」




  「ごめん、!待たせちゃったよね、」




  夏鈴「遅れた言うてもちょっとやん、笑」

    「平気平気、行こう?」




いつも通り優しい夏鈴、でもどこか表情が暗くて、でもそれに触れちゃダメな気がして、夏鈴の手のひらに逃げるように自身の手と繋げた。





そのまま目に入った少し駅から外れたこじんまりとしたカフェに入って、




  「駅の先にこんなカフェあったんだね、」




  夏鈴「雰囲気いいよね、ほんと、」




  「なんか、夏鈴っぽい場所笑」




  夏鈴「ふふ…、」

    「…あのさ、呼び出した、理由なんやけど、」





  「うん、どうしたの、?」









  夏鈴「私と、別れて。ひかる。」