三浦綾子さんの本。



キリスト教徒っぽいというか。
実話をもとにしたわりかし有名な話だよね。
暴走列車を止めるために列車に飛び込んで犠牲なったキリスト信者の話。



昔、実話だったというにはドラマチックな設定に衝撃を受けて、ラストだけ何度も立ち読み(ごめんなさい(笑)した本。
学校のくら~い図書館でそこだけ読んでコッソリ泣いた記憶がガーン私も若かったのよごめんねっ。  メインイベントに至るまでがなんかすごい設定なんだもん。身体の悪い婚約者を待って待ってやっと治って結納した矢先の絶妙のタイミングとかさ。死んじゃった人がえらくて感動したというより、残された足の悪い結核患者の婚約者が可哀相で可哀相で。あと主人公より私の好みのタイプの妹思いの兄貴と。
(氷点にも出てくるんだ妹思いのカッコイイ兄貴。作者にはよっぽど凛とした心根の侍みたい兄貴がいたんだろーな)


さびしくなると昔の本が読みたくなる。
久しぶりに読んで。



あの頃ほんとに若かった、と。


氷点もテーマは原罪で、もともとのもとはキリスト教が無関係じゃないんだけど、そんなにストーリーには直接出てこないんだよね。だからよかったんだけど。


塩狩峠は出だしからすごい宗教色濃くて、なんか教科書読んでるようなウザイ感じがある。
久しぶりに読んだらちょっとめげそうになりましたガーン信仰もってる人が書くものだからある程度出てもいいけど、多くの人に読んでほしいと思うならさじ加減は大事だよね。



最初から読んだのは今回が初めて。昔はあんまり可哀相で読む気にならなかった。
昔のみずみずしい感性のうちに全部読んで素直に感動しときゃよかったと思う気持ち半分。
あの頃ラストだけ読んだからあんなに泣けたのかもなあと思う気持ち半分。


つくりものっぽくて、実際の男性のノンフィクションが読みたかったなぁと思う今日この頃。
高速バスでアメリカ人宣教師が強制わいせつだってショック!



一時すぎって絶対寝てる時間じゃんね。
他人男女を隣に座らせたバス会社も悪いと思うむかったまにあるんだな~こういう利益優先なとこ。


起きないと思ったんだろうなぁ……。
高速バスのってるときって女子はエアコンの音でも目さめるくらい浅い眠りだから、起きて当然。窃盗もありそうだから気はってるし。


今は運転手二人のってるし、周りが日本人なら叫べば誰か来てくれるしとりあえず無事でよかったDASH!


でも10代後半から20才くらいの子って無防備だな~って思うことあるよ。


こないだ草ぼーぼーの見通しが悪いとこで暴漢にあった少女がいたけど。こどもじゃ仕方ないかぁと思うけど、ああいうとこで一回やなことあると、日中でも人通りのないとこや視界の悪いとこにはいかなくなるよね。



高速バス利用者なんで対策たててほしい。
一枚40万と言われて。
びっくりして。
本物って言われたけど。
和紙なんだけど……破ったら終わりだよね、って買えなかった(笑) つまり欲しかったの。燃やしても燃えない紙に書いてあったら……ってそりゃもう浮世絵じゃないよね。



写真でしか見たことなかったからどんな紙に書いてあるのかなんて気にしたことなくて。ちょっと感動した。
それ以来浮世絵に興味があって。



婦系図を借りにいったついでに図書館に大全集、みたいな分厚い本があって。資料としておいてあんのかなぁ?今まで気にもとめたことなかったけど。


いいなぁ(≧ω≦)
あの色彩……こどものうちからこんなん見てたら絶対感受性豊かな子になる気がする。うちは親が伝統芸能とかまったく興味なかったから……てか我が家でこんなもんに反応するのは私だけだけどね(笑)



歌舞伎の衣裳とかも、昔の日本人の感性ってすげー、みたいな。






やっぱ買っとけばよかったかな。あの花魁。今頃鼻紙になってても?
風景ほしいと思わないの。役者絵やお相撲もあんまり。美人画がいい。花魁の色気と衣裳かなぁ……やっぱ。