関東大学リーグ1部第16節 明治大学×国士舘大学 | CZOブログ

関東大学リーグ1部第16節 明治大学×国士舘大学

2011/10/29  11:30KO


明治大学 2-0 国士舘大学

【得点】

明治大 丸山祐市

明治大 岩渕良太



《試合経過》

http://www.meispo.net/news.php?news_id=5348



《試合感想》

キックオフ時間が1時間ずれていたため赤羽から移動して前半のみ観戦。


自分が見てる間では丸山祐市選手が直接FKを決めて1-0で明治大学のリードな状況だったんだけど、明大はコンセプトがはっきりしてて印象が良かったですね。

今の明治大のストロングポイントは攻守の切り替えの速さなのかなと。

そこが圧倒的に速いからなかなか隙を見せていなかった印象です。

そしてそれを実行する上でのキーマンがボランチの楠木だった気がしています。

奪われた瞬間の寄せと球際の強さで攻撃を遅らせていたのはかなり効いていたなとね。


一方の国士舘大はなかなか強みを出せていなかった様に感じています。

個人的には国士舘の強みって言うのは、金子選手・上村選手の両SHにSBを絡めたサイド攻撃だと思ってるんだけど、明治大の攻守が早くバランスを崩さないのもあってほぼ不発だった気がしました。

サイドからも効果的な攻撃が出来ず、他のアプローチもなかなか上手くいかなかいとなるとさすがに厳しいですよね。


そんな感想。

昨年に比べて最近の明治大はかなり手堅いサッカーなのかなと。

開幕で出遅れた事で方向転換したのもあるんだろうけど、やっぱり小林選手・山田選手が抜けた事は大きいって事なのでしょうか?

国士舘大はこの日も勝点を上積み出来ずに勝点15の11位と降格圏に沈黙。

停滞を個の力で打破出来る吉野選手が不在でかなり厳しい状態ですが、2部に落ちるには惜しいチームだと思うのでなんとか頑張って残留して欲しいものです。



《気になった選手》

明治大学

DF 丸山祐市

CBで出場。

この日は直接FKで先制点を挙げる活躍でした。

またロングボールでの効果的な展開もしていたし、左足の精度の高さを改めて感じさせてくれたと思います。

プロ入りしたら左SBとの噂も耳にしますが、いずれにしてもこの左足は楽しみな武器ですね。


MF 楠木啓介

ボランチで出場。

タイミングの良いアプローチと球際の強さが印象的でした。

彼の守備の良さが今の明治大の堅いサッカーを支えてると感じたほどです。

4年生でプロ入りの噂もあまり耳にしませんが、必要とするチームも少なくないんじゃないですかね?

これからの進路にも注目していきたいと思います。




《試合以外雑感》

・午前中のバックスタンドは暖かい。

・人が案外少なかった。