J2第2節 湘南ベルマーレ×京都サンガF.C. | CZOブログ

J2第2節 湘南ベルマーレ×京都サンガF.C.

2011/10/26 19:00KO


湘南ベルマーレ 0-1 京都サンガF.C.

【得点】

京都 O.G



《試合経過》

http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00127672.html




《試合感想》

水曜日は平塚へ行ってきました。


湘南は今季4試合見て4勝と良いところしか見たことないチーム。

いい加減思い入れが出てきてるので勝って欲しいと思えてきてるけど、一方で良いところしか見れてないので今の順位にいる理由みたいなのが分かればいいなと思ってみていました。


この日は多い選手と共に守備の中心として活躍していた遠藤選手がU-18日本代表に選出され不在。

普段左SBで出ている山口選手がCBに、左SBには鎌田選手が入りました。

システムは4-4-2。

攻守の切り替えを早くし中盤からボールホルダーに積極的にアプローチして高い位置でボールを奪い、スピーディに攻めきるイメージだったと思います。


一方の京都も4-4-2でしたね。

遠藤選手と同じく久保選手がU-18日本代表の為不在。

まだ見たことない選手なので個人的に残念でした。


普段の戦いぶりを知らないのでなんとも言えないけど少なくともこの日の京都は湘南の強みを上手く消せていたなと。

湘南の強みは高い位置で奪ってのスピードを生かしたショートカウンターだと感じています。

そこにアジエル選手は絡むようだとかなり決定的なシーンが生まれますね。

そして京都はこのショートカウンターをさせていませんでした。

SBが上がる機会を少なくすることで奪われた瞬間のバランスを崩さずにスペースを与えない。

またアジエル選手へのチェックを厳しくし前を向かせていませんでしたね。

「これをされると湘南は攻め手を失うのか」と感じさせられたものです。


試合は1-0で京都が勝ったけど、得点もセットプレイからのO.Gだったりで内容的にはほぼ互角だったのかなと思っています。

どっちに転んでもおかしくはなかったのかなと。

正直個の強さでは湘南に分があったと思うんだけど、京都の戦い方がはまったと言うのが勝負の分かれ目だと感じました。


そんな感想です。

湘南は今のサッカーだと守備はともかく攻撃面はアジエル選手の出来に依存しすぎてるかな?

もう一度J1に上がるなら、アジエル選手のコンディションの良い間がチャンスだと改めて感じました。

一方の京都は若い選手が多く出てきてるのでこれからが楽しみですね。

ただまだ違いを出せるほど決定的な仕事をする選手が少ないのかなとも。

今年もユースから数名上がりそうだしこれからの活躍に注目ですね。



《気になった選手》

湘南ベルマーレ

MF 永木亮太

ボランチで出場。

運動量豊富に球際に顔を出し、ボールの出し入れでチームに貢献していたと思います。

また相手の出足を逆手に取るようなドリブルも印象に残っています。

今日本にこういう選手は減ってきてると思うので、貴重なのかなと感じました。

これからの活躍に期待ですね。


MF ハン・グギョン

ボランチで出場。

読みの良さと球際の強さを武器としたボール奪取が良かったですね。

またそこからの持ち上がりも魅力的でした。

持ち上がってから決定的な仕事をする様になると本当に怖い選手になるなと感じたものです。

これからまだまだ活躍が期待できそうですね。


京都サンガF.C.

DF 酒井隆介

右SBで出場。

対面がスピード溢れる高山選手だったけど、ほぼやられてなかったですね。

サイズがあるけどフィジカルが高いなと改めて感じました。

名前も今SBで流行ってる「酒井」だしこれからの飛躍に期待したいと思います。


MF 中村充孝

ボランチで出場。

何と言うか上手い選手ですね。

特にボールの扱いなどにはセンスの高さを感じました。

面白い選手だと思うのでこれからより武器を磨いて活躍していって欲しいと思います。



《試合以外雑感》

・手越さん目当てのお客が帰った為、試合前に最前列が空いた。

・京都ファンは少なかった。

・寒くて凍えそうだった。

・豚テキ丼は絶品だった。