J2第32節 湘南ベルマーレ×FC岐阜
2011/10/22 14:00KO
【得点】
湘南 田原豊
湘南 田原豊
湘南 坂本紘司
湘南 アジエル
湘南 田原豊
湘南 菊池大介
湘南 ルーカス
岐阜 押谷祐樹
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/game/2011/20110200030220111022.html
《試合感想》
平塚方面に用事があったので足を伸ばして平塚競技場へ。
前日まで雨の中での観戦を覚悟してたのですが、試合中は雨具を必要とするほどまでは降らずに比較的快適に観戦できました。
湘南は今季4試合目なのである程度イメージは出来てたんだけど、対する岐阜は今季初観戦。
しかも現在ダントツの最下位という事でそこら辺に興味を持って観戦をしました。
まぁ結論から言えば、岐阜の守備がとにかく酷かったなと。
それは7失点と言うスコアにも反映されてますね。
結局は寄せが甘い事とマークを追わない事に尽きるのかな?
特にCBとボランチのエリアが酷くて、中盤の選手に簡単に前を向かせるし2列目から飛び出す選手に全く対応が出来てませんでした。
先制点も同じ形だったけど坂本選手がフリーで飛び出す形がどれほどあったことでしょうか?
あれだけ立っているだけならそりゃやられますね。
それと共にただでさえ守備が酷かったのに加えビルドアップをする中で低い位置でボールを失ってショートカウンターを喰らうし、セットプレイも3失点と踏ん張れないわで7失点もしょうがなかったのかなと感じたものです。
一方攻撃面に関しても守備ほどではないまでも物足りなさを感じました。
なんと言うか攻撃が軽くてボールを簡単に失ってしまう印象。
押谷選手が最も起点になるべき選手なのは見てて分かったんだけど、そこからのプレイが上手く行けばチャンスって言う際どいものばかりで正直簡単にボールを失ってしまっていました。
時間を掛けるより短い時間で攻めきってしまった方が得点の可能性も高いしカウンターのリスクも少ないって言うのは理解出来るし、岐阜の攻撃陣には佐藤選手・地主園選手・嶋田選手と個人で打開出来る選手が多くそれが活かせる形って言うのも理解出来るんだけど、結果としては縦に急ぎすぎて自らペースを握る時間を少なくしてしまいかえって苦しい展開にしてしまった様に感じました。
ただこの日は湘南の出来も良かったですよね。
意思の疎通の取れた守備とショートカウンターは力の差があったとは言えいつに冴えていたと思います。
アジエル選手がボールを持った瞬間に後ろの選手が一気に前線へ飛び出していく景色はいつ見ても爽快だし興奮させてくれました。
「これがベルマーレだよな」と素直に思えたほどです。
田原選手のプロ初ハットトリックやルーカス選手のプロ入りはつゴールも見れて本当に楽しく帰宅できましたね。
そんな感想。
今年湘南の試合は4試合しか見てないけど無傷の4勝となりました。
しかもこの日の大勝もあって4試合で17得点3失点の凄まじい勝ち方を魅せてくれています。
だから湘南が中位にいるのが不思議でならないんですよね。
今シーズンまだ1~2試合は見に行けるかな?
少しでも勝点を重ね、昇格の夢を魅せ続けて欲しいと思います。
《気になった選手》
湘南ベルマーレ
MF ハン・グギョン
ボランチで出場。
タイミングの良いアプローチと球際の強さで何度ボール奪取したことでしょうか?
また前線にアグレッシブに飛び出したりと様々なプレイで能力の高さを感じられました。
これからもこの日の様なパフォーマンスを続けて言って欲しいと思います。
MF 坂本紘司
トップ下で出場。
前線への積極的な飛び出しで多くの得点に絡んでいました。
また素早い攻守の切り替えからのファーストディフェンスもチームを大いに楽にしていたなと。
今年で33歳ながらチームで最もハードワークをしていましたね。
若い選手が台頭する中まだまだ健在なところを示していたと思います。
これからも熱いプレイを期待したいですね。
FC岐阜
DF 野田明弘
右SBで出場。
試合が試合だっただけに厳しい内容だったとは思いますが、やっぱり前線に上がった時の右足のクロスはいいものを持っていますね。
多くの出番を得ているみたいだし、これからもより活躍していって欲しいと思いました。
《試合以外雑感》
・とにかく雨が強く降らず良かった。
・天気予報的に観客の出足が良くなかったと思うけど、この試合を見た人は勝ち組。
・平塚市民デーだった。
・キングベルが赤い羽根をつけてた。募金したんでしょう。
・ルーカスが初得点に号泣したことにグッときてしまった。