関東大学リーグ1部第5節 国士舘大学×早稲田大学
2011/5/29 11:30KO
【得点】
早稲田 小井土翔
早稲田 近藤貴司
《試合経過》
後ほど?
《試合感想》
遅れて到着したらちょうど国士舘大の大久保翼選手が退場したところでした。
なので、今年初観戦だった国士舘大の11人でのサッカーが見れず仕舞い。
正直少し残念でしたね。
そんな国士舘大ですが、やっぱり前線のドリブラーが武器っぽかったですね。
吉野選手・金子選手・岩崎選手らは回数こそ少なかったものの時折見せるドリブル突破はやっぱりキレのあるものだったし、グラウンドコンディションが良い状態だったらより怖さがあったのかなと感じました。
ただそれでも10人少なく攻撃に割ける人数が限られた中では単独でも持っていける彼らには十分いやらしさがありましたが。
一方の早稲田。
それぞれがハードワークをこなすサッカーは形になってきてると思います。
多くの場面で後ろから上がってきた選手がボールに絡み、分厚い攻撃は出来てつつあるのかなと。
ただ攻撃の形にこだわり過ぎてるのか、シンプルに攻めきってしまう場面っていうのが少なくなってる気がしました。
大きな展開でサイドで1対1が出来てるのに、後ろから上がってくる選手を待つあまり戻る時間を与えてしまうみたいなシーンが少なくなかった気がします。
もう少しサイドの1対1を無茶してしかけるシーンが出てくると攻撃に怖さが出てくるのかなと感じたものです。
お互い今シーズン順位的に低迷してますが、やってるサッカーを見た感じ両チームとも武器と言うか形はあると思うので今後それなりに上がってくると思います。
ただその形はこれまで見た限り1部のほとんどのチームが持ってるんですよね。
形の見えないチームがないって言う感じでしょうか?
そしてそれが勝ち点にも反映されていて非常に混戦なのが今年の特徴だと思います。
この中から抜け出すにはよりチームとしての形を強固なものにしていくことが必要になっていく気がします。
とにもかくにもこれからのリーグの動きには注目ですね。
《気になった選手》
国士舘大学
DF 西山峻太
左SBで出場。
球際の強さとスライディングの上手い選手だったなと。
昨季関東選抜にも選ばれた馬力のある瀬川選手を差し置いて出場してるだけのことはある選手だったように感じたものです。
パンフレット曰く「国士大の闘犬」にはこれから注目ですね。
FW 吉野峻光
キャプテンマークを巻いて前線で出場。
雨のためか期待していたドリブル突破の回数は少なかったですが、その分一人少なくなったチームを牽引するかのように攻守に運動量豊富に動き回っていたのが印象的でした。
やっぱり持ってるものは非常に高いですね。
これからも注目していきたいと思います。
早稲田大学
MF 近藤貴司
右SHで出場。
華麗なドリブル突破とはなかなかいかなかったものの、小井土選手が潰れたところを蹴りこんで初ゴール。
その時の本人とチームの喜び具合が非常に印象に残っています。
1年生ながら早くもチームに愛されてるんですね。
これからもどんどん活躍していって欲しいものです。