関東大学リーグ1部第4節 筑波大学×順天堂大学 | CZOブログ

関東大学リーグ1部第4節 筑波大学×順天堂大学

2011/5/21  13:50KO


筑波大学 2-1 順天堂大学

【得点】

筑波大 曽我敬紀

筑波大 茸本啓太

順天堂 原田開(PK)



《試合経過》

プロパガンダファクトリー さん


《試合感想》

土曜日に観戦した試合なので、ちょっと印象も薄くなってきてますね。

それでも筑波大学の個の強さを前面に押し出したサッカーは強烈に印象に残っています。


筑波大は4-1-2-3。

昨年CBでシーズンを過ごした新2年生の谷口選手をアンカーに置き、その前に八反田選手・上村選手を並べた中盤が非常にインパクトあり、ウイングとSBがアグレッシブにサイドを崩しにかかっていたのが印象的でした。

これと言った攻撃の「型」って言うのは感じなかったんだけど、逆に言えばどんな「型」を使ってでも崩せるのかなと。

なんと言うかパスを使って中央突破もいけるしサイドに関しても個でも連携を使っても崩せるしで相手に的を絞らせない印象。

風間監督就任以降、結果としてはインパクトのあるものではないのかもしれないけど、やってるサッカーって言うのは非常に興味深いものだと思うし個人的にはかなり好きだったりします。

例年仕上がりは遅めな印象だけど、今年はこの時期から結果が出始めてるので混戦のリーグ戦を抜けていくのかなと感じました。


一方の順大。

なんか順大って不思議と何回見てもサッカーの印象が薄いんですよね。

それでも試合の中で押されてるかと思いきやいつの間にかペースを握っていて、気がつくと接戦になってるって感じの試合が多い気がします。

この試合でもそうでした。

「筑波大強いな」と思ってたら、原田選手がPKを獲得し自ら決めて1点差としその後もチャンスを演出する感じ。

印象が薄いってことは裏を返せば荒が見えにくいってことなのかもしれないですね。

優勝争いと言うと難しいのかもしれないけど、多くのチームにとって非常にいやらしいチームなんじゃないでしょうか?


そんな感想。

やっぱり大学サッカーは発見があって面白いですね。

そして個々人で面白い選手が多いことも再確認できました。

これで1部は7チーム観戦かな?

まだ国士舘大・中央大・駒澤大など見たいチームが残ってるので、早く一通り見たいですね。






《気になった選手》

筑波大学

MF 八反田康平

トップ下で出場。

やっぱり抜群に上手いですね。

決して派手なプレイはしてないけど、スペースがあれば自らボールを前に運び上村選手とのコンビで多くのチャンスを演出していました。

自分の中で何度でも見てみたい選手なので、頑張って欲しいものです。


FW 曽我敬紀

左ウイング的な位置で出場。

圧倒的なドリブル突破はさすがでしたね。

一瞬のスピードと高いスキルで左サイドを席巻していたのが印象的でした。


順天堂大学

DF 谷奥健四郎

CBで出場。

かつて駒澤大に在籍していた菊池光将選手を思わせる滞空時間の長いヘディングには驚かされました。

またその強烈なヘディングだけでなく両足から繰り出される正確なキックも印象的でした。

まだ1年生という事で将来が非常に楽しみです。

これからも緩く応援していきたいと思います。