J2第26節 ヴァンフォーレ甲府×ロアッソ熊本 | CZOブログ

J2第26節 ヴァンフォーレ甲府×ロアッソ熊本

2010/9/19  17:00KO


ヴァンフォーレ甲府 3-3 ロアッソ熊本
【得点】
熊本 筑城和人
甲府 パウリーニョ
甲府 秋本倫孝
熊本 宇留野純
甲府 パウリーニョ(PK)
熊本 ファビオ



《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00107204.html



《試合感想》

書いてないのを忘れてて日が経ってしまいましたね。

という訳で、小瀬までJ2を見に行ってきました。


小瀬自体は先日の天皇杯「甲府×松本山雅」以来だったんだけど、甲府のホームゲームとなると2002年の湘南戦以来。

その時は湘南のコロンビア代表リカルド選手が不発で、一方の甲府は藤田健選手がちょうど頭角を現し始めたあたりで上手いなと思った記憶があります。


そんな訳で試合の感想。


甲府は4-3-3。

なんて言うんでしょう?

CFに入ってるマイク選手の高さ・強さからの逆算したサッカーって言うんでしょうか?

一旦カジュアルにマイク選手に当ててそこから展開していくイメージに感じました。

またサイドを崩してマイク選手でフィニッシュって言うのも目立っていましたね。

昨年の天皇杯では細かいパス回しをする印象のチームが、結構姿を変えたんだなと感じたものです。

マイクサッカーに加えて、もう少し昨年の色が出せてくるとより怖いチームになっていくんじゃないかと感じました。

まぁとにもかくにもサッカーの中身より今の甲府は勝つ事がだいじですよね。


一方の熊本。

こちらは守備が印象的。

今のサッカーってゾーンで守る事が多い印象なんだけど、この熊本はマンツーマンに近いゾーンディフェンスをするチームだなと。

それぞれの選手が自分のついた選手をかなり深追いするディフェンスをしていたんですよね。

だからマークの受け渡しの瞬間以外はフリーの選手が生まれないので、甲府はパスの出し所に苦悩していたように感じました。

これが高木監督のするサッカーなのかと面白く感じたものです。


そんな感想。

普段見ないチームを見るのは発見があって面白いですね。

またロアッソ熊本は初めて見ました。

これでJリーグで見たことないクラブは栃木・岡山・北九州のみ。

制覇も近づいて気ましたね。



《気になった選手》
ヴァンフォーレ甲府
FW ハーフナー・マイク
もともとの甲府サッカーっての言うには詳しくないけど、今の甲府サッカーには欠かせない選手だなと。
この試合では福王選手にピッタリとつかれて苦戦していたけど、それでも背負って相手の動きを封じてシュートまで持っていったりPKを獲得したりと決定的な仕事をしていたのが印象的でした。
一芸に長けた非常に面白い選手だと感じてるので、こうした強みを伸ばしてより成長していって欲しいですね。


ロアッソ熊本
DF 筑城和人

左SBで出場。

駒沢大時代の印象では守備的なイメージが強かったんですが、非常にアグレッシブに前に出ていたのが印象的でした。

先制点となるゴールは左サイドから中へ切り込んでのゴールだったんだけど、SBでこういうプレイが出せたら強いなと感じたものです。

プロ入り後苦戦してた印象だったけど、こうして頑張ってる姿が見れてなにより。

これからも頑張って欲しいですね。


MF 西弘則

RKU時代以来の観戦。

やっぱりドリブルはいいもの持ってるなと。

こういう面白い選手が大学経由で地元に帰ってくるっていうのは本当にうらやましい限り。

大学時代から注目してた選手なのでどんどん活躍していって欲しいですね。