J1第12節 川崎フロンターレ×ジュビロ磐田 | CZOブログ

J1第12節 川崎フロンターレ×ジュビロ磐田

都合により週末は東京へ行かなくなってしまったためついでに等々力へ行ってきました。



2,009/5/16 15:00K.O


川崎フロンターレ 2-0 ジュビロ磐田

【得点】

川崎  ジュニーニョ

川崎  鄭大世




この試合に関してはちょっと話に夢中になりすぎて通常の6割程度の印象しか残らず。

まぁスタジアムでそうやって過ごすのも楽しいわけですがね。


個人的な注目は、イ・グノ選手と山本脩斗選手ですね。


毎度触れてる山本選手の左バックですがやっぱり守備ではキツイかなぁと。

新潟戦に続き川崎はワイドに開いたウイングの個人技による突破を試みてて、山本選手は主にジュニーニョ選手とのマッチアップでした。

Jリーグを代表するドリブラーとのマッチアップで狙われてた部分もあって完全に後手に回ってたけど、本当にギリギリ食らいついてた印象でした。

少しは守備的に成長してるんでしょう。

また攻撃では、68分に交代で入った犬塚選手と比べて効果的に絡めてるかなぁという印象。

ただ彼の前に構えるジウシーニョ選手が中へ行きたがるタイプの為か、縦へ行かなくては行けない場面が多く若干消化不良そうに見えました。

彼の持ち味的には中へ上がっていきたいんじゃないでしょうか?



一方のイ・グノ選手。

この日は全くいいところ無かったですね。

ってか、川崎のDF陣に上手く押さえ込まれたという印象。

かなりマークが厳しくてそもそもボールが入らない、入っても早いアプローチで体を寄せられ自由を与えられない。

じゃ他の選手のマークが空く?

と言っても、そこからも突破口を見出せない。

完全にイ・グノ選手への依存型のチームになっているからなんでしょう。

帰りに子供が言ってた「イ・グノ抑えたらあとなんにもないじゃん!」ってのは今のジュビロ磐田を非常に端的に表してるのかもしれませんね。




あと印象的だったのが川口選手の上手さ。

そんなに多くのGKを見てるわけじゃないから、「やっぱり日本代表に入れるべきだ!」とかあつぶった意見じゃなく絶対評価で「単純にうめぇなぁ。」て具合です。

と言うのも、最近フットサルでGKとかやったりしててGKの面白さとか感じてきたからなんですよね。

その上手さを顕著に感じたのが2失点目のシーン。

鄭大世選手との1対1を1回止めて押し込まれたんだけど、1回止めたシーンがすげぇと思ったわけです。

なんというか完全に川口選手の間だった訳ですよ。

「どこに撃っても止めますよ」みたいなさ。

結果的にセカンドを押し込まれる訳だけど、なんかすごかったですね。

あと飛び出しのタイミングもピタシな感じを受けたし、最近どうのと言われてる川口選手ですが持ち味は平面の守備なんだなぁと今更ながら感じました。



そんな印象の試合。



実際には最も印象に残ったのは試合でなくて川崎フロンターレのホームゲームのスタジアムの楽しい空気感でした


空気感だから具体的にどうのってのじゃないんだけど、なんか暖かい雰囲気に包まれてるなぁと感じたものです。

とりあえず試合後この日誕生日だったレナチーニョ選手に対しサポーターの前で卵や小麦粉をぶっ掛けるシーンは必見でしたね。

またスタジアムを出ると出待ちしてるファンに対しほぼ全選手がカードを渡しサインをしたりってのは相当にインパクトありました。



自身もこの日出場停止の横山選手からカードをもらおうと待ってましたが、山本選手と話し込んでて不発。

ってか、そもそも出場してない選手はそういうことしないらしい。


そんなこんなで帰ろうとしたら、バスに乗らずにタクシー?だかに乗るため移動する横山選手が。

ファンの人からすげぇ目立つとこを歩いてるのにほぼ声をかけられずに進む彼。

確かにこの日出てなかったしカーデガンとか着ててJリーガーっぽさはあんまりなかったけど、一応A契約の選手でレギュラーな訳であのスルーっぷりは見事でしたね。


あまりにスルーされてたんで呼んでみたら近くまで来てくれました。

それでも混雑にはならず、「YOKOYAMA」ユニフォーム着た女子が3人着た程度。

「こないだのマリノス戦も行ったよ。」と言ったら「兵藤削ってやろうと思ったんですけどね。」みたいな会話を一言二言。


A契約でレギュラーまでなったのにあまり変わってないのがなんか熱かったです。



久々に横山選手と話せたし非常に満足な観戦でした。




また帰り道、武蔵小杉駅では知人に話しかけられ15分程度話し込み。

こんな偶然がおきるのもまたサッカー観戦の醍醐味ですね。