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先日の水曜日に、月1回やっている私のオカリナを伴奏にして歌うサロンへ行ってきた。毎回40分の持ち時間なので、大体8曲ぐらい歌える。その8曲のうち、約半分を唱歌系とし、残りが歌謡曲系となる目途に配分している。毎回20人ほどが集まってこられる。参加者の大半が女性であり、男性は数人といったところだ。
今回私が選んだ曲の中に、はしだのりひことクライマックスが歌った「花嫁」があった。なぜこの曲を選んだかと言えば、二週間ほど前に街を歩いていたらどこかからこの曲が聴こえてきて、懐かしいと思ったからだ。歌っているのは、オリジナルではなく、若い人の様だった。時々こういう50年以上前の歌がリメイクされて歌われている。やはり高齢者を中心に、こういう歌のニーズが潜在的にあって、音楽業界も時折リメイク版をリリーズするのだろう。さすがに私たちの親の世代の曲を聴くことは無くなったように、私たちの世代がいなくなれば、恐らくこうした曲も聴かれなくなるのだろう。
現代においては、昭和の流行歌あたりが懐メロとしては最盛期だろう。昭和の歌を知る人が高齢者の中心だからだ。だからあと30年も経てば、昭和の歌を同時代の歌として直接知る人も少なくなる。となれば、私にはなじみの少ない平成の歌が、懐かしさをもって聴かれるのだろうか? |