チェロ ニッキ - cello -
あたりまえだけど全自動譜読み機なんてものはなく、すべて自分で音をとって練習をしていかなくては一音たりとも出せない。未知の新しい曲の完成までの道のりのなんと長いことか。しかも曲は聴いたことがあるという程度だったり、それほど好きではない作曲家だったり難しすぎたりすると、途方に暮れる。ほかの人が譜読みを終えるころ、ようやく印刷製本し、ボウイングを写し終えるという手の遅さ。これだけでも自分のダメさ加減に落ち込む。
新しい曲がくると、耳から入る。まずは好きなオケや指揮者のを探したりしつつ、いろいろな音源を聴いて気に入ったものを繰り返し聴く。弾いたことのない曲は、メインのメロディーが耳に入ってくるものだけど、練習をしたものは、チェロパートばかりが聴こえるようになってしまう。(三度下とか、刻む十六分音符とか)全体を音楽鑑賞的に楽しめるのは、最初のうちだけ。
お昼の食堂で、近くのテーブルから聞こえた声。誰かのことを話していて「一言多いけど、一言足りない」考えさせられる。マイナスの言葉はいくらでも出てくるのに、感謝、謝罪、褒めるというような言葉は無い人は多い。じぶんも
日常生活では存在価値の薄い(?)左手のくすり指、ヴァイオリンを弾くときは3の指として大活躍!
前、中、メインの3曲分、20ページの楽譜を前に恐れをなして暗い気持ちになる。印刷をしボウイングを写す・・・・前に、A4からB4への拡大コピー必須。即効性ブルーベリーも買わなくては。
アラカンでアマオケ入団大人から始めたチェロ