政府の死亡相続ワンストップサービスの推進、とあるけれどどれだけ進んでいるのか・・・
コーナーと冊子を作り、たらいまわしの課を羅列しているだけというのを目の当たりにし、失望。普通の高齢者が亡くなった時でも5,6か所は回らなくてはならず、市役所だけではすまずにまったく別の駅の離れたところにある機関も3か所ほど行かなくてはいけない。
マイナンバーが普及、発達したら、100年後くらいにはワンストップになるのだろうか。
お役所仕事の実態に呆れることもしばしば。要支援1程度だった人が、末期がんで急速に弱り、介護認定まで日数の開きがあり、歩くこともできず車いすになったとき、介護度の低い人には安い大きな車いすしか貸せず、要介護3から5になれば、部屋の中でも動ける小回りの利くものが貸してもらえるとか。
廊下に挟まって動けないまま、2時間以上そのままだったという事例を聞き、介護度で車いすの等級を決めた人に、理由を訊きたくなった。せめて現場の声、経験者の話を聞くなどして、実態に即した制度にしてほしい。
役所で一番感じるのは「すべて他人事」
10年位前に厚労省が末期がんで急速に認定が必要な人を優先するよう通達を出したが、ケアマネさんが市役所に申請に行ったら、コロナ明けで再認定のほうでてんてこまいで、それどころではないという雰囲気だったとか。
優先度とは・・・・