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HeLLioRoidの「Hブログ」

HeLLioRoidのメンバーがそこはかとなく更新する日記。HブログのHの意味は、High Levelを目指せ!のHだったり、キラキラドロドロしたHigh SchoolのHだったり、「もー、ダーリンたらHだっちゃ!」のHだったり、普通にHeLLioRoidのHだったりします。

お久しぶりです。古川です。
いや、本当にお久しぶりです。

ずっと書くのサボっててなんかすんません。

なので溜まってた分一気に書きます。


先日club vijonにて行われたツアーファイナルにお越しいただいた皆さん本当にありがとうございました。
沢山の方々の協力もあり、約4ヶ月間に渡るツアーも無事終わりを迎える事が出来ました。
本当に感謝の気持ちしかありません。
今回の星の少女(リテイク)-あの日といつかのグラデーションver.-のリリース、そしてツアーには実は色々な物語というか、裏設定というか、諸々がありまして、少し長くはなると思いますが順を追って文章にして綴っていこうと思います。



まずは去年に遡ります。

そもそも、去年の一年間は、自分たちの鳴らしたい鳴らすべきサウンドであったり、スタイルみたいなモノを模索し続けた一年でした。
尊敬すべき先輩方のアドバイスやバンド内でのディスカッション、罵詈雑言(主に僕が発する)、軋轢、邂逅、HKT48の台頭、色んな事を経て、自分たちの鳴らしたいサウンド、やりたいスタイルの輪郭が一年かけて見えて来たんですよ。
その仕上げ的な意味も込めて、僕らのやりたいスタイルを凝縮した曲とも言える星の少女を、uchuu,のKさんにレコーディングしてもらいました。
レコーディング中もサウンドメイキング、リズムについて、アレンジにまで沢山のアドバイスをいただき、僕らが求めた星の少女は完成しました。
本当に僕らの全ての基準になる物差しが出来たなと、HeLLioRoidの王道と言える曲が出来上がったなと自負しています。

それが去年の12月の話。
で、そんな中、新曲も作り出していて、自分たちの今出したい音を作品にしようと、新しい音源を来年(去年の来年なんで今年)出そうと言う話になりました。
なんですけど、なんかこのまま新しい音源を出すのはなんか違うなと、抜け落ちてんなと、ミッシングリンク発生してんなと。
この一年を経て僕らは新しい音源、次のステージに進めたわけで、この一年が抜け落ちてしまってたらいけないと強く思ったんです。
なので、この一年間の過渡期を僕らだけじゃなく、聴いてくれる方々にも消化してもらおうと、そうじゃなきゃ、本当の意味で次のステージには来てもらえないと。
そこで、その過渡期を体感してもらう、体験してもらうにはどうしたらいいかと考えた結果、星の少女しかないなと、ミニアルバム・閃光ノスタルジーと次の音源を繋ぐマスターピースはこの曲しかないなという結論に至りました。
文字通り、あの日といつかのグラデーションを、過渡期を描くには真のグラデーションへと進化した「星の少女」しかないでしょ!描くなら今でしょ!みたいな事です。
そういった経緯で「星の少女(リテイクver.)」のリリースとそれに伴った、あの日といつかのグラデーションツアーが決まったのです。
あっ、星の少女のMVも作りましたね。あの日といつかのグラデーションを映像でも楽しんで頂くために作りました。僕の大根ぶりがヤバイらしいので、まだ観てない人は一度確認してみて下さい。


そして、4/8のclub vijonでの開幕戦を皮切りに、あの日といつかのグラデーションを描くツアーが始まりました。
まぁ、本当色々ありましよ、そりゃ。笑
詳しいツアーのレポートはまた追って書かせていただきますのでお待ちいただければと思います。
このツアーの最大の目的は、あの日といつかのグラデーションを感じてもらうというもので、セットリストや演出など、あの日といつかのグラデーションに特化したものを試行錯誤しました。
痛くて、優しくて、虚しい、こうやって言葉にしてしまうのは少し違うのですが、そういった空気を、景色をいかに感じてもらうかを追求しました。
ライブの形ってアーティストの数だけあると思うし、流行みたいなモノもあると思うんですけど、僕達に出来るというか、僕達がやりたい、やるべきスタイルはやっぱりこうしかないなと、なったんですよね。
オルタナティブであり、ポップである。
そんな矛盾。
様々な矛盾を孕んで、それを一つの景色に彩る。
それを色んな土地で試したかったのです。


ツアー当初は僕らの力不足もあり、なかなか上手く表現出来なかったり、自分たちが納得するライブが出来てもお客さんに上手く伝わってなかったのか、レスポンスがあまり良くなかったりして悩んだりもしました。
ただ、そんなツアーと曲制作をやっていく中で僕は一つの答えに辿りついたんです。
伝わんなくていいと。
ファイナルのMCの内容と重複するんですけど。
僕に見える景色、僕が描きたい景色は、伝わんなくていいと。
伝わる訳がないと。
別に心を閉ざしてるとか、他者を拒絶してるとか、そういう事じゃないんですよ。

人間って究極的に一人称だと思っているんで。

悪い意味じゃなくてね。

FF10でアーロンも言ってたじゃないですか、これはお前の物語だと。

自分が主役なんですよ、みんな。

自分だけの物語をみんな生きてるんですよ。

だから、ホール全体が一つになって、みんなで同じ景色を...なんてのは嘘です。

だいぶ極端な言い方になってますけど、みんなで同じ景色を感情を共有なんてのは無理だと思うんですよ。
みんなが共感出来るってのは、誰でも何かしら共感出来るように範囲をひろげて、濃度を薄めていく作業なんじゃないかと。

少なくとも僕はそれが出来ずに集団に淘汰された人間なので。
でも、だったら、しなくていいんじゃないかと思うんですよ。

濃度を薄める事に比例して伝わる(共感出来る)のなら、そんなことしなくていいんじゃないのかと。

少なくとも僕はそうしたくないから。

僕らの鳴らす音で、歌で、僕は僕だけの景色を描く。

それは僕にだけ許された景色だから他の誰にも見ることは出来ません。

てことはつまり、僕らの音で、歌で皆さんが感じる、見る景色もまた皆さん一人一人だけの景色なんですよ。

自分だけの景色を描いて下さい。

演奏者は僕らですけど、全ての人が一人一人主役なんです。

なので、別にみんながみんな両手挙げて○○ドライブする必要はないし、自分だけの楽しみ方を模索して欲しいし、自分だけのライブにして欲しい。

同じものを見て、違う感想を持っていいんですよ。

予定調波じゃない、常にお互いにドキドキする、そんなライブがしたいと。

出来たら最高じゃないかと。

そういう考えに至りました。



そうして、7/28ツアーファイナルを迎えて全て出し切りました。

歌い切りました。

あの日に取り残されないように。

いつかに連れ去られないように。


この日来ていただいた皆さんが、それぞれ自分だけの景色を、あの日といつかの結末を持って帰ってもらえたなら、幸いです。



とりあえず、ツアーについてはこんな感じです。

案の定、かなり長くなりましたがw

他にも書く事いっぱいあるので、こまめに書いていきます。

溜めると長くなるので。

今日のところはこんなところです。

また書きます。

でわ。