自己趣味のものに入る前にこの一枚の乱入です



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なんでダンサーの皆さんといっしょにリハーサルするときのカナやんがこんなに可愛いものなの?ハートハートハートハート


そして、この写真は今回のブログの出口でもあります(笑)


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続いてプラトンの国家の解読その2。そもそも解読と言ってもギリシャ語を完全に押さえてからのものではなく、ギリシャ語の学者による英語翻訳を参照にしながら文法書と辞書を引いて乱暴な解読というものにすぎないのでご了承ください(汗)

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それをいちおう、日本語で表したら次のようになる。

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実は、古典ギリシャ語の最大の難点とも言えると思いますが、その統語論と助詞の運用そのものです。統語論を言うと正しい意思表現に必要な文の構成というものなんですけど、今の私に専念できるのは、そのたびの文字の偶然の順序しかない。でも、どうしてこういう順序を使うのかはちっともピンとこない。

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たとえば、上の文を一応、それに相当した日本語に訳しましたが、これは、ギリシャ語の文の構造を正確に理解した上で適当な日本語に訳するのではなく、一つ一つの語彙の意味に基づいてかつ自分のセンスに頼って強引に適当な日本語の語順にするものにすぎない。逆に言うと、日本語の文を古典ギリシャ語に訳したらその時の語順がどうなるのでしょうかについて全然わかりません。ところで、このギリシャ語の文を語順のままで日本語にしたら、

素敵・私にとって・地元の人のお祭り・そうだと思う・だ


のようにバラバラになっちゃう。それに、助詞(日本語のてにをはとまったく異なったもので要注意です)のものはほとんど翻訳できません。逆に言うといつ、どんな場合、どこでそれらの助詞を使うのかもわかりません。

ここで二つだけの動詞を取り上げたいと思いますが、まずはこれです。

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この動詞の意味は日本語の「そうだ(様態)」・「ようだ」に近いものです。話者が事象と接して相応した思い込みが思い浮かぶという行為を表す動詞である。英語の「it seems that」に相当する表現。意味自体はそれほど複雑なものではないが、語形自身が問題です。この動詞の音韻仕組みをギリシャ語の文法で言ったらContract Verbです(縮約動詞)。じゃあ、どこで縮約が行われるのかというと、語幹の最後にくる母音と、後綴りの最初にくるthematic vowelがくっつくときに起こる音韻的な縮約を指しているのです。この動詞の場合では語幹母音のepsilon(ギリシャ語のe)とomega(ギリシャ語の長音o)とomicron(ギリシャ語の短音o)との縮約です。ただし、この種の母音縮約は現在、未完了過去でしか起こらなくて他のテンスはいっさい起こりません。おそらくそれ以外のテンスもそれぞれの子音字(たとえば、未来とアオリストはシグマが入ったもの)が語幹母音とthematic vowel(後綴りの前にくる定番の母音)の間に割り込むのかも。さらに、この動詞は現在以外のテンスでは二つの語幹の間で揺れ動く。「doke-」という母音語幹と「dok-」という子音語幹のどちらでも活用が行われているのです。そして、プラトンは「dok-」という語幹を選んでアオリストの活用をしているのです。

次の動詞もおもしろいものです。

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ギリシャ語の姿を見ると何も思いついていないかもしれませんが、英語の「phenomenon」という語彙を知っているでしょう?そうだ。これは「phenomenon」という語彙の「正体」と言ってもよいものです(笑)言い換えると「phenomenon」の語源ですね。この動詞にも変な性質が現れている。ご覧のように各テンスの変化を見るとそれぞれの形も変わっているでしょう?ギリシャ語文法自体は“語根”というコンセプトがないため、もし動詞変化の中ではこういう「変なやつ」がみつかってもそのまま暗記してしょうがない場合はしょっちゅう。サンスクリットの語根分析を借りて少しこの動詞を考察してみたらもっと理解しやすくなるはずです。まず、この動詞の語根はおそらく、「phan」と思います。アクセントを無視して強いてローマ字にしたらこの動詞の主な活用型が次のようになる(双子の母音は長音を表すもの)。

現在・能動:phainoo
未来・能動:phanoo
アオリスト・能動:epheena
現在完了・能動:pephagka
現在完了・中動/受身:pephasmai
アオリスト・受身:ephaneen

そして、語幹の部分に絞って見たら次のようになる。
「phain」「phan」「pheen」「phag」「phas」「phan」

ご覧のように語根の中の「a」と「n」はそれぞれの姿を変えりましたね。現在の「a」が増幅して「ai」に“ジャンプする”と言えると思います。ギリシャ語文法はサンスクリットのように母音の階梯を明確に定めている(というよりも最初からないようです)わけではないが、同じ印欧祖語から派生された言語だからこそ、ここの「a」->「ai」の変化はおそらく、母音の階梯の名残に違いません。
未来時制の語幹は再び「phan」というもっとも単純の姿に戻るけど、contract futureというやっかいな特徴が起こっちゃう。ギリシャ語の動詞の語幹のなかでn,m,lといった子音字に終わるものがいくつかありますが、ちょうど「phan」は「n」で終わる動詞ですね。未来形は「phanoo」と綴っていますが、その長音「oo(Omega)」の上についたアクセントの種類、つまり曲アクセントだからそこに、母音縮約が起こったはずだとわかる。そして、元の形はおそらく「phanesoo」とつづったはずなのに、母音の間に挟まれる「s」はしばしば脱落しちゃうので「phaneoo」となっちゃう。そして、「e」と「oo」が縮約されて一つの「Omega」に融合されて、アクセント種類も鋭アクセントから曲アクセントに変わるというわけです。

じゃあ、次のアオリストの語幹はどういうことでしょうか。おそらく元の形として「ephansa」となるはずだったと思いますが、ギリシャ語は「ns」という子音字の連続を嫌っているようでできるだけそれを避けるのです。ここは「s」をいったん捨てることにしますが、そのまま「s」がなくなるとやはり妥当じゃないと思っているのかもしれませんから、補償的延長を施して元の「a」を「ee」にまで延長するものだと思います。結局「ephansa」は「epheena」となっている。

その次の現在完了は簡単です。もとの形として「pephanka」と思いますが「n」は「k」の前に来るから口調のため前の「n」を「k」と同化させ、同じ発音の位置にするためのものです。「pephagka」と「g」で表しても、「k」の前に来る「g」なので「ng」と読まなければならないものです。サンスクリットの場合ではこれもしっかり、サンディによって説明されているね。

ここで私自身もその説明が面倒くさいと思うので残りの二つのものをやめちゃいます(笑)要するにギリシャ人はどうやら、「nm」と「nth」の連続を嫌っているようでそれぞれ「sm」「th」に変えてやはり何とかしてその嫌うべきつづりを除外する傾向です。

最後にギリシャ語の定冠詞についても語りたいと思いますが、この定冠詞の使用は実に独創性があると言ってもよい。なぜなら、同じインドヨーロッパの古典言語であるサンスクリットとラテン語も定冠詞が欠如だからです。現代の欧州諸言語なら冠詞の使用は当たり前になっているにもかかわらず、それは古代言語的なものではない。

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このフレーズを見てみます。一見したら四つの言葉が並んでいるね。実は、一番目と二番目のものも定冠詞そのものです。二つの定冠詞が連続して現れるのは英語の語順で評価したらおかしいでしょう。上のフレーズを語順そのまま英語に訳したら

the of the local people festival

フレーズの正確の分解は次のようになります。

[the (of the local people) festival]

ご覧のように階層性があります。このように冠詞のついたフレーズをもう一つのフレーズの「中」に置くことを「attributive position」と言います。文法用語なんですが冠詞のついたフレーズは、他の名詞の性質を形容する位置づけとして使われるという意味です。でも、この用語はちょっと誤解させる言葉だと思いますが、「attributive position」を言うと何かの位置、特に物理的な(前後の)位置を示唆していると思わせるかもしれませんが、それだけじゃなくて定冠詞の有無によって判断されるわけです。ということで

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のように前後に移動させても構いません(とはいえ、不自然な語順になりかねない)。両方の名詞にも冠詞が付いているのでやはり「attributive position」として捉えている。しかし、次のように一つの定冠詞を外したら

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その定冠詞がなくなった瞬間、「epikhoorioon」(上のフレーズに最初にくる言葉)は「attributive position」という資格を失って、「predicative position」を獲得しているというわけです。この「構え」のepikhoorioonは名詞の性質を形容するのではなく、名詞の性質について述べているのです。このものは○○だという意味になります「predicative position」を意識しながらこのフレーズを訳したら
the festival is of the local people(このお祭りは(ほかの人ではなく)地元の人らしいものだ)
となるでしょう?

冠詞の使用にもこういうおもしろみはありますね。

ここで短いギリシャ語の文についての検討が終了します。