巨人は毎日のようにナイター放送していて、家の親父は巨人ファンなので、連日見せられました。子供部屋なんてない時代。
その後自我を持ち、今は横浜ファン。巨人にはアンチですね。FA始まった頃だね。他のチームの主力が並ぶ打線を見て、「……なんだこれ?」と、違和感を感じたのがきっかけで。
そらあれだけ放送が巨人軍一辺倒なら、巨人軍に憧れも持ちますわな。巨人軍こそ正義。巨人軍が優勝してこそのプロ野球。
……なのに、なぜだろうね。
長嶋茂雄という人物には、悪い印象なんて全くないんですよね……。
日本のプロ野球が平日でも、連日数万人を各球場に呼ぶ巨大コンテンツになっている一因に、戦後の日本で、国民の数少ない娯楽となり、勇気を与えた、っていう功績はデカいと思うんですわ。だから野球というものが日本には根付いた。その中心には、やはり長嶋茂雄に王貞治。もうそれは「時代」なのでしょう。現代のように、スマホもない、インターネットもない。TVやラジオが家族の団らんと共にあり、そこで巨人の活躍に夢中になる。時代に求められた男、といえるかもしれない。
あまり言及する人がいなさそうなところで言えば、長嶋茂雄の解説、聞いたことあります? めちゃくちゃわかりやすいんですよ。投手の心理や野手の心理、次の手の予想まで、素人でもめちゃくちゃわかりやすくて、「え?長嶋茂雄さんって、そうなの!?」とびっくりしたのを覚えてます。「バーっといって、ガっーと!!」みたいな擬音で伝えるのがネタにされてるけど。実はクレバー?
でも、そういうとこ、見せないんですよね、TVの前では。あくまで長嶋茂雄。ずっと、みんなが求める長嶋茂雄だった。
半身不随になってからも、諦めない姿とかもね。さすがに凄いと言わざるを得ない。どこかで、「もう、いいか」「無理だ」ってなっておかしくないのに、最後の最後まで抗い続けたのは、さすがというか、……うん。やっぱ、彼はスーパースターであり続けた。それが本当に凄い。
……交流戦、楽しみなんだけどさ。なんか、ね。
しばらくはロスは続くだろうね。若い人は長嶋茂雄の活躍(俺も監督時代からしか知らんけど)がわからんだろうけど、マジでいつも話題の中心にいた方なのよ。国葬レベルの偉人だと個人的には思うけど、まあそれは外野がわーわー言うことではないか。
介護の仕事して長いんだけど、長嶋茂雄のあの不屈の精神力ってのは、ちょっと常人とは違うものを感じましたよ。それくらいに凄い。なかなかここまでは出来ないよ。
本当にお疲れ様でした、という感じですね。結構感情グチャグチャになりますね。整理するには、時間はかかりそうです。たぶん、みんなそうだろうね。
うーん。
悲しいね。人間だから、いつかはこんな日は来るんだけどさ。わかってはいるんだけど……。