はじめまして 太田といいます。
年齢は４１歳、東京都内に住む既婚・子供がふたりいる
ごくごく普通の男性です。
私が、口の匂い、口臭を意識しはじめたのは中学２年生の時。
自分自身の口臭ではなく
数学を教えている私の担任の先生の口臭でした。
私は数学があまり得意ではありませんでした。
でも人一倍、努力家な私は、よく職員室までいって
今日の授業のここがよくわからないんですけど！？
と、数学を教えてもらっていました。
この担任の先生は面倒見のよい先生で
担任だったからかもしれませんが
職員室だけでなく
数学が苦手だけど勉強したい人を何人か集めて
放課後に、課外授業をしてくれました。
ほとんど家庭教師のように
マンツーマンに近い形で数学の勉強を教えてくれました。
放課後に教えていただけるのは今思い返しても
ほんとうににありがたかったのですが
困ったことがひとつあり
そのことが原因で
この課外授業からは少しづつ足が遠のいてしまいました。
それはこの先生の口臭でした。
私が生まれて初めて他人の口臭を感じたのは
この担任の先生の口臭です。
先生は喫煙者だったのですが
熱心に教えてくれればくれるほど、私と先生の距離が近くなり
なんともいえないかヤニくさい生ゴミのような匂いに
頭が痛くなり、少し胸が悪ムカムカとしてしまいます。
今思い返せば、たぶん、あの頃は思春期まっただ中なので
嗅覚も超敏感なっていたのだと思います。
意識しなければ気にならないものなのかもしれませんが
気にし始めると、もうどうにもならないくらい気になるもの。
それが人の匂いなのだと思います。
私は当時も
性格が特に潔癖症ではないとは思うのですが
その匂いが口から発するものだと意識してしまうと
なんともいえない気持ち悪さというか
嫌悪感を感じてしまいました。
先生に対して、そういう感情を持ってしまったことに
申し訳ないとも思います。
数学の基礎の基礎をほとんどマンツーマンで
家庭教師のように教わったことは
数学の基礎力を身につけることに役立ちました。
感謝しています。
この先生は生徒をおだてることが上手で
この問題は名門・開成高校のだよ！
解けるなんてすごいことだよ！
などと、言われうまく乗せられました。
私も、ほめれば伸びる生徒だったのかもしれません。
話がずれてしまいましたが
私が口臭を意識したのは
自分の口臭ではなく
担任の先生の口臭でした。
という、お話でした。