渋谷から旅で世界を変えちゃう社長のブログ

渋谷から旅で世界を変えちゃう社長のブログ

渋谷にあるとある会社から、旅の新しい定義を生み出し、世界を変えようとする社長の誰にも言えない胸のうちを書き綴って行くブログ。

Amebaでブログを始めよう!
本日は弊社の2015年仕事始めでした。

弊社は12月からそれまでの倍となる社員6名体制での業務を開始していたこともあり、勝負のこの1年の始まりは重要です。

ということで、出社早々全社員でビジョンとマイルストンの再確認を行いました。


何が分からないのかが分からない

その中で複数の社員から、自分としてはこれまで何度も説明してきたつもりだったことについて、「分からない」「イメージが湧いていない」という質問をもらいました。

「あんなに説明して、ドキュメントにも落として共有したのに、何で?」という憤りをしっかり抑え、同じ説明を繰り返しました。しかし、何とも腑に落ちない面々。

質問内容は「マネタイズのモデルやサービスのコアバリューが分からない」というものだったので、僕はサービスのビジョンやマネタイズの仕組みをこれまでより少し丁寧に話しましたが、こういったリアクションや欠伸を必死にかみ殺している社員を見て、「もう、何が分からないんだよ!質問には答えただろう?」と半ばパニックに陥っていました。


目線の高さが違っても使う言葉は同じということ

そんな中、別の社員の発言で話が少し横に逸れる場面がありました。
その中で挙がった質問に、ハッとさせられたのが本日のエントリーで記録しておきたいことです。

先の質問への回答に釈然としていなかったエンジニアとデザイナーから、「それはつまりどういう情報設計のページが必要になるんだろう?」「データベースは・・・」などの発言が出てきましたが、それは紛れもなく、自分が口を酸っぱくして説明した質問回答に基づくアイディアだったのです。

僕が説明していた質問回答は、どちらかというとかなり定性的な、プレゼンテーションや外部の方に説明する抽象度の高い内容だったのです。しかし自分としては、いや自分の目線では、「マネタイズのモデルとサービスのコアバリュー」を説明したつもりでした。
しかし彼らが「分からない」と言っていたのはそれらの回答がどう自分たちの作業に影響するのか、という点であり、それも同じく「マネタイズのモデルとサービスのコアバリューが分からない」と言えます。

つまり、僕たちはこれまで全く違う目線の高さで同じ言葉を使ってコミュニケーションを取っていたのです。


「傾聴」とは

「何が分からないのか」を具体的に理解すること、そのために相手と目線を揃えることだということを学びました。

彼らが実際に気にしていたのは、僕の目線での具体的なイメージではなく、実際に手を動かす彼ら視点での「実際のタスクのイメージ」のことだったのです。

今回の気付きだけでいうとひどく限定的で、抽象化してしまえば何ということのない話ではあるのですが、こういったケースはたくさんあるように思います。

だからこそ、発信側が相手の目線を理解することを心がけられるような組織としていくことで、より潤滑で総合力の高い組織にしていけるのではないかというヒントを学ぶことができました。

・相手の役割は何か?
・その立場で自分の発信内容を聞いて、気になるのは何か?
・そもそも、話の進度としてどこから分かってないのか?


発信をするにあたり、発信とその後のやりとりの中でこの辺りを読み取っていけるよう、組織全体で気をつけて行きたいと思いました。