今は、寮生会は、2週に1回になっているが、以前は、毎週月曜日20:00より行われていた。


 聖書拝読、祈祷、賛美歌と進み、その後は、講話ということになる。


 この講和、外部から講師を招くこともあるが、大半は、寮監先生によるものとなる。


 小生の頃は、山中耕作先生であった。



 1年目は、当然、初めて聞く話なのだが、2年目、3年目、4年目と定番の話は、必ず出てくるのである。


 「えーー、さっちゃんという人形がありまして・・・・・」


 このくだりになると、また来たかと言う思いになるが、そんなことはおくびにも出せない。



 寮長や副寮長や寮祭実行委員長となると、前の席で、先生の隣に座っているわけであるが、周りの寮生の視線を集めることになるので、なおさらである。


 まあ、これも寮生の修行の一つなのかもしれない。



 そう言えば、宴の場で、山中先生の真似をしている輩もいたな(゜д゜;)



 「えーー、さっちゃんという人形がありまして・・・・」