今日の稽古 朝から体育館の温度計は30℃に迫っています。 

大きな扇風機も回っていますが 動かなくても汗が噴き出てきます。

 熱中症対策もあり 少し稽古は早く終わることとなりました。

 その分集中して 稽古するようにと先生からの言葉で稽古が始まりました。


 「集中力の鍛え方」と集中力があるとどんな効果があるのかについて考えてみました。 

集中力は、剣道の稽古だけでなく、学校の授業や宿題、さらには将来の仕事でも使う とても大切な事です。

 自分の武器が増えるようなものです。


 では剣道でも取り入れられてる集中力を鍛える方法


 〇短い時間から始める 

集中力を高めるには、まず短い時間から始めることが大切です。

 剣道でも途中休憩を取るのは、体力の回復と同時に集中力の回復のためでもあります。

 このサイクルを繰り返すことで、徐々に集中できる時間が長くなります。


 〇適切な環境を整える

 剣道では前後で黙想があり 礼をする場面も多いです。

 集中力のスイッチを入れる環境を使うのも手です。

 勉強で集中するための環境はまた違うでしょう

。スマートフォンを遠ざけ、机の上を整理するなど、その場面に応じた集中しやすい環境を自分で考えて作っていきましょう。


 〇目標を設定する 

目標を立てることで集中しやすくなります。

 先生達も何度も話しています。 

たとえば、 次の試合には「小手、面」の連続技を成功させたい。

そのために毎回の回り稽古で一人に対し10回は使う。 

10人と対峙するとしたら一回の稽古で100回。

これを集中して打ってみる。 


 〇良い睡眠を取る 

十分な睡眠を取ることは、集中力を保つために非常に重要です。

夜更かしを避け、規則正しい生活を送ることで、日中の集中力が向上します。

 厚生労働省のまとめでは小学生は9-12時間、中学・高校生は8-10時間の睡眠時間を確保することを推奨していました。

 睡眠学会やアメリカ睡眠医学アカデミーのサイトも見てみましたが 概ね同じ時間を推奨しています。

 ちゃんと睡眠取っていますか? 

(参考サイト)https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001151834.pdf 


 次は、集中力を鍛えた人とそうでない人の違いを考えてみました。


 【集中力を鍛えた人】

 〇勉強や仕事が効率的

短い時間で多くのことを学んだり、仕事を終わらせたりできます。

 〇ミスが少ない

集中して取り組むため、ミスが減り、質の高い結果を出せます。 

〇ストレスが少ない

集中することで仕事や勉強が順調に進み、ストレスが減ります。

〇 自信がつく

結果を出せることで自信がつき、次の挑戦も積極的になります。 


 【集中力を鍛えていない人】 

〇 勉強や仕事に時間がかかる

集中できないため、同じことに長い時間を要します。

〇 ミスが多い

注意が散漫になり、ミスが増えます。 

〇ストレスが増える

効率が悪いため、仕事や勉強が溜まりストレスになります。

〇 自信が持てない

成果が出ないことで自信がなくなり、次の挑戦に対する意欲も低下します。


 集中力というからには「力」なのです。 鍛えることが出来る部分なのです。 

ぜひ、少しずつ集中力を高める練習を始めてみてくださいね! 

剣道が強くなるだけではなく 毎日の生活がより充実し、将来の成功のために。


 今日は先生方の集中力回復に力を与えてくださった保護者作成の紙コップの画像です。 

前回のブログにも通じるものですが 一人で力を得るだけではなく、周囲のサポートにも感謝しましょう。