東日本大震災と原発事故から１０年　福島の旅　今思うこと

令和３年３月１１日　　ワクワク感を持って福島に向かっていた。

今回の福島の旅でも、最初に県庁に立ち寄り、福島県勢要覧より、今の福島の状況を確認した

「道の駅なみえ」に立ち寄った

にぎわいに驚いた

お客さんも結構来ていて、産地直売所・フードテラス・パン店・スィーツまでそろっている品数も豊富にあった

お腹がすいたので、フードテラスで、冬のあったかメニューで常磐海鮮チゲ鍋を食べた

とてもおいしかった

道の駅に求人情報誌が置いてあり、求人欄が多いのにびっくりした

昨年２０２０年８月にオープンしたとのこと

２０１８年３月に浪江町を車で走った時は、当時はまだ帰還困難区域に指定されていますとの看板が立てられていた

その後双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館にも立ち寄った

２０２０年９月に開館した　震災と東京電力福島１原発事故の発生から１０年の節目に、

未曽有の複合災害の教訓を次世代に引き継ぐ

県が保管・収集していた約２４万点のうち１７０点が展示している

原発の誘致に始まり、震災と原発事故前の生活、複合災害の発生、混乱と長期にわたる避難、復興への歩みまでを各エリア―に分けて伝えている

夕方　追悼式の準備まで少し顔をだした

福島の皆様この１０年よく頑張ってきた
東日本大震災、ひとつだけでも大変なのに、（私だったら、地震や津波で愛するわが子や家族を失ったとしたら、５年１０年たっても、きっとめそめそしていたと思います）
原発事故もあり、復興や復旧・除染対策・新しい産業の育成
本当によく頑張ってきた　　立派だと思います

福島民報より　（２０２１年３月１１日）

内堀雅雄知事に聞く

東京電力福島第１原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水を巡り、内堀雅雄知事は福島民報のインタビューで正確な情報発信や具体的な風評対策などを整理した上で政府が方向性を出すべきと強調した。　慎重に対応方針を検討するよう国に求める考えを示した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（聞き手・編集局長　安斎康史）

　震災と原発事故からの復興、課題についてどう捉えているか。

「帰還困難区域を除いて空間線量率は大幅に減少。

避難地域でも公共インフラ、医療・介護・商業施設、学校など生活環境の整備が進んできた

一方今もなお多くの人が避難生活を送っている。　被害者の生活再建、廃炉、汚染水対策など

課題が山積し、復興のステージが進むたびに新たな課題も生じている」

　新型コロナウイルス感染拡大は震災や台風災害からの復興に影響敷いている。

「新型コロナ県民生活や経済活動に深刻な影響を及ぼす。ただデジタル化の進展など常識や価値観に変化をもたらし、日本が長年抱えてきた課題解決の糸口も見えてきた。　好機とも捉え、復興・創成を力強く進める」

　トリチウムを含んだ処理水の処分は、本件のみで行ったり、本県から始まったりすれば県民が

されに負担を強いられる

「海洋放出に反対する意見、タンク保管の継続を求める声などさまざまな意見がある。

国民の理解が十分に深まるよう国と東電が正確な情報発信に取り組む必要がある。最も重要なのが風評対策。　本県の農林水産業や観光業に影響を与えることがないよう万全な対策を講じるべきだ」

　菅義偉首相は処理水の処分について　「今後適切な時期に政府として責任を持って方針を決定していきたい」と述べている。政府の都合による政府決定では許されない

　「政府は正確な情報発信と具体的な風評対策の提示など全体を整理した上で方向性を出すべき。　　引き続き対応方針を検討するよう求める」

　帰還困難区域を巡っては国は居住を前提とした特定復興再生拠点区域（復興拠点）外の避難指示解除の見通しを示していない。

　「避難解除は放射線量の低下、生活関連サービスの復旧と除染の進捗（しんちょく）、地元との十分な協議の三要件に基づいて決まる。　国には除染を含めた具体的な方針の早急に示し、責任を持って帰還困難区域全てで避難指示解除するよう求め続けたい」

　震災（原発事故）関連死は県内七市町村でそれぞれ人口の１％を超えた

「避難者への心のケアは、ふくしまの心のケアセンターを中心に精神保健福祉士や臨床心理士などの専門職が相談活動を行っている。　県外避難者に対しても、看護師らが自宅を訪問し当たっている。　今後も避難者が地域で孤立せず安心して暮らせるように努める」

　東京五輪の聖火リレー出発が近づく。

「新型コロナ―感染拡大防止対策を徹底した上で、復興五輪として国内外に今の福島を発信する

復興に向かう姿、今も課題を抱えている実情を伝えたい

私の意見

浪江町や飯館村・双葉町・南相馬市等々、復興の状況にびっくりしました

関係者の努力にエールを送ります

県も国も力を合わせて、復興の歩みを更に確かなものにしてください

福島第１原発の廃炉や汚染水の処理・除染廃棄物の中間貯蔵施設への輸送等、継続して着実に進めていってください　

将来的に原発に頼らない、ドイツのように、再生エネルギーで、太陽光発電や風力発電に蓄電池を繋いで仮想発電所を創り、エネルギーの産業革命が行われる時代がくると思います

常に技術を磨いて、新しい時代を築いてください

東日本大震災と原発事故から１０年 福島の旅 今思うこと

東日本大震災と原発事故から１０年　福島の旅　今思うこと