居酒屋の灯居酒屋の 灯りもれ来る 夜の路 踏み捨てたるや 一輪のはな お酒の飲めない私 お酒の飲めない私は、居酒屋の並ぶような地帯に住んでいた頃、街の雰囲気になじめなかった。 薄暗い夜の通りを帰宅するときの重苦しい気持ち。 路上に落ちていた花一輪、見るともなくみて通り過ぎる。