なまはげ
ケラミノにハバキを身に付け、大きな出刃包丁を持ったなまはげが叫んだ。
「泣ぐコはいねがー!」
だが、残念なことに、少子化と民主教育の進んだ平成の日本に、鬼や大人を怖がって泣く子など、もう、ほとんどいないのだった。
なまはげは仕方なく、もう一声、叫んだ。
「怠け嫁はいねがー!」
全国5,342万人の怠け嫁が秋田に集結し、なまはげを半殺しにしてしまった。
最近は、伝統行事も命がけである。
夢一夜
ブログネタ:初夢見た? 参加中
告白
ブログネタ:お世話になったあの人に一言 参加中
今年の10月に、ブログを始めました。
孤独でした。
誰も遊びに来てはくれません。
試しに、カウンターをつけてみました。
カウンターの数字は、1つ、2つ、と増えていきました。
うれしかった。
本当に、うれしかった。
そして、3日経って、ようやく気づきました。
これは、自分の訪問回数を指しているだけだ、と。
悲しかった。
アイ・アム・レジェンド。
そんな、気持ちでした。
それでも、わたしは、ブログを更新し続けました。
書き続ければ、誰かが遊びに来てくれる。
そう信じて。
でも、やっぱりダメ。
孤独の延長戦でした。
きっと、書くものが長過ぎて、みんな、敬遠しちゃうんだ。
そう思ったわたしは、一息で読める短いものを沢山書いてみました。
岩にしみいる蝉の声でした。
騒いでいるのは、わたしだけ。
きっと、字が小さすぎるんだ。
中には、老眼の人だっている。
そう思ったわたしは、活字を大きくしてみました。
中島みゆきが、海の底で、泣きながら歌ってくれました。
孤独の肖像です。
そして、3週間ぐらい経ったとき、見知らぬ人からペタをもらいました。
うれしくって、うれしくって、その人のブログまですっ飛んでいって、コメントしまくりました。
でも、返事はありません。
おかしいな?
とは思ったんです。
だって、その人のブログ、ほとんど死んでまして、1年半ぐらい更新されていないのです。
なのに、ペタ帳だけは、大勢の人達のペタだらけ。
ランキングを見ると、かなり上位に位置しています。
どういうこと?
ただのペタ・マニアなの?
そのとき、ハッ、と気づいたんです。
この人は、きっと、ペタを宣伝に使っているんだ。
ろくにブログの更新もしないくせに、なんてワガママなんだろう。
でも、これは使えます。
きっと、待ってるだけじゃダメなんだ。
このままでは、永遠に、誰にも読んでもらえない
よしっ、わたしも、やってみよう。
わたしは警備員なのです。
貯金は少ししかないけれど、時間だけは沢山あるのです。
翌日から、仕事中にペタしまくりました。
相手なんか誰でもよかった。
引きこもりのニート君から犯罪スレスレの変態野郎まで、出会うブログ全てに、ペタを、貼って、貼って、貼りまくりました。
モニターに次々と映し出される「ひよこ」「赤ちゃん」「ブタ」「雪男」「ティラノザウルス」を見て、同僚達が騒ぎ出しました。
また、バカが、なにか始めやがった。
わたしは言いました。
「いいかい、君達。平成16年の警備業法の改正は顧客保護の見地からなされたんだ。最近は、悪質な警備員が増え、消費者センターに苦情が絶えない。警備員の質の向上を図るために、もっと指導や教育に力を入れようという試みなんだ。世の中は、弱者救済、消費者保護という方向に向かって進んでいる。この流れに逆らっては、もう、生きてはいけない。君達も、ユーザーさんを大切にしないと、クビになってしまうよ」
大方の仲間は、この説明にうなずいて納得してくれました。
ただ、一人、うるさいやつがいて。
「だから、おまえに、ちゃんと働けって言ってんだよっ! なんで、仕事中に、ブタや雪男と遊んでんだ、おまえはっ!」
と怒るのです。
頭の良いやつは、どこにでもいるもんです。
わたしは言ってやりました。
「平成13年9月11日の米国における同時多発テロ以来、各国政府がテロ対策を強化しているにもかかわらず、イスラム過激派が世界各地でテロを敢行するなど、その脅威は依然として高いものがある。水と安全はタダと言う神話は崩壊したんだ。わたしは、この作業をテロ対策の一環として行っているのだよ。ジャック・バウアーのようにね」
こうして、わたしは、職場でもひとりぼっちになりました。
でも、ペタのお陰で、ブログに遊びに来てくれる人は増えました。
中には、コメントまで残してくれる博愛主義者もいらっしゃいます。
うれしかった。
本当に、うれしかった。
ところが、ここに来て、問題が発生しました。
実は、わたし、ブログを2つ持っているのです。
両方で同じような作業をしたために、どちらのブログにも読者登録して下さった方がいらっしゃるのです。
今年の漢字は「偽」だそうです。
心が痛むのです。
メガさん、モンゴルさん、すみません。
騙すつもりは、なかったんです。
そして、ソノコさん。
あなたには、
あなたにだけは、
すまないなんて、
申し訳ないなんて、
ぜ~んぜん思わないのはなぜでしょうかね~っ?
ごめんなさいね~っ。
o(^▽^)o
とにかく、わたしは二重人格です。
2人いるのです。
みなさん、気をつけて下さい。
今後も、両方のわたしからコメントがいくことがあると思います。
別の人格を装って。
いいですか、みなさん!
そんなとき、まずは落ち着いて、禁止IPアドレスの設定をするなど適切な行動を取って対応してください。
世の中、物騒になってきました。
警備員のわたしが言うのだから、間違いありません。
あるいは、わたしが警備員をやってることが間違いなのかもしれませんが・・・。
とにかく、みなさん、今後とも、よろしくお願い致します。
みんなに会えて、よかった。
本当に、うれしかった。
今年の収穫です。
みんな、どうもありがとう!
AED(自動体外式除細動器)
以前、職場で人が倒れたことがありまして、救急車を呼んだのですが、待ってる間、わたしは応急処置らしいことが何も出来なかったんです。
倒れた人には、まだ意識があったので良かったのですが、これが意識も呼吸もない場合ですと、大変なことになります。
わたしは警備員なのです。
今後、処置をあやまって誰かを死なせてしまったり、後遺症を残すようではいけないと思い、昨日、定期救命講習を受けてきました。
恐らく、大きな消防署なら、こういった講習はどこの町でもやっているのだと思います。
参加すると、心肺蘇生法、AEDの使用方法、異物除去要領、止血法などを教えてもらえる上に、人工呼吸用の携帯マスクまでもらえます。
もちろん、タダです。
ありがたい話です。
ただ、予約が殺到するため、募集日には電話がなかなか繋がりません。
定員があっという間に埋まってしまうため、参加するのも難しいようで、わたしも「12月25日しか空いておりません」と言われて、昨日、つまりクリスマスに行ってきました。
25人定員で、当日の参加者は19人、会場には9体の練習用の人形が置いてありました。
講師の方は女性で、ベテランなのでしょう、教え方が凄く上手でした。
人形を相手に応急処置の芝居をしなければならないので、参加者はどうしてもテレてしまいます。
指導が下手ですと、最後までシラケてしまうわけです。
街中で人が倒れても、日本人は見てみぬ振りをする。
世界でも有名な話だそうです。
関わりたくはない。
ヘタに声を掛けて、手伝ったがために死なせてしまい、責任を問われるのは嫌だ。
血をダラダラ流している人に触りたくない。
ヘンな病気に感染したら困る。
様々な思いが頭によぎり、日本人は何事もなかったかのようにその場を通り過ぎるのだそうです。
不名誉なことだ、と指導員の方はおっしゃってました。
でも、その理由の一つに、どうして良いのか対処方法がわからない、ということもあると思うんです。
日本人はシャイだし、実際に声を掛けるのにも勇気がいる。
それは本当です。
目の不自由な人に声を掛けるのでも、怒られたらどうしようなんて考えちゃいますもんね。
「オレに触るな! 他人の助けなど、いらんわっ!」
なんてね。
また、小学生がせっかく席を譲ろうとしてるのに、元気な高齢者が怒って怒鳴りつけたりする姿を、時々、見掛けますもんね、実際に。
「あたしゃ、そんな年寄りじゃないっ! 馬鹿にするなっ!」
なんてね。
挙句の果てに、最近の若者は、なんて悪口まで言われてはね。
これでは、せっかくの日本の若い芽を摘んでしまうと思う。
まあ、そんなこんなで、とにかく、せめて自分の周りにいる人達だけにでも助けられるようにと救命講習を受けたのですが。
面白かったですよ。
とっても。
指導員が優秀なものだから、たとえ人形相手でも、参加者達は、みんな、凄く良い芝居をするんです。
役になりきっちゃって。
まずは先生のお手本で、駅の構内で人が倒れたという想定で訓練は始まります。
最初に、意識の確認(肩を叩きながら行う)。
「大丈夫ですか? 聞こえますか? もし、もし。もし、もし」
周りの人達に向かって
「意識がありません。すみません、みなさん、ちょっと集まってください。お願いです、手を貸してください」
一番右の人に向かって。
「あなた、119番に連絡をお願いします」
真ん中の人に向かって。
「あなた、近くにAEDがあったら持ってきてください」
一番、左の人に向かって。
「あなた、近くにお医者さんがいたら連れてきてください。そして、もっと大勢の人を集めてきてください」
次に、呼吸の有無の確認。相手のあごを少し持ち上げて、相手の口に耳を当てる。
「軌道の確保、見て、聞いて、感じて、4、5、6、7、8、9、10。呼吸ナシ。人工呼吸をします」
人工呼吸の後は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)。胸を30回押す。
「1、2、3、4、・・・・30」
と、ここまでを何度も繰り返して練習するんです。
AED(Automated External Defibrillator)とは、ご存知の方も多いと思いますが、心臓が小刻みに震える状態(心室細動といい、心停止のひとつ)のときに電気ショックを与えて、心臓のリズムを正常にもどしやすくする装置です。(わたしは、初めて、本物を見ました。)
先生のお手本の後で、2人か3人ずつの組を作って練習をします。
わたしが組んだ相手はかなりの年配の方でしたが、迫真の演技でした。
「だ、だ、だ、誰かぁ~っ! ひ、ひ、ひ、人が倒れたぁ~っ! 手を貸してくれ~っ!」
あまりの迫力に、わたしは圧倒されてしまいました。
「君っ! 君は救急車を呼んでくれっ!」
彼は、まず、一番右の人に言いました。
わたしは真ん中に立っていたので、次が出番です。
「君っ!」
「ハイっ!」
待ってましたとばかりに、わたしは応えました。
「君は、ETCを持ってきてくれっ!」
はあ?
ご存知の方も多いと思いますが、ETC(Electronic Toll Collection System)とは、国土交通省が推進する高度道路交通システムの一種で、ノンストップ自動料金収受システムのことです。
これは、大変です。
わたしは高速道路の入り口まで走らねばならなくなりました。
幸いにも、名古屋高速東山線が近くにあります。
ですが、わたしの力で、あの大きな装置を土台からへし折ることが出来るのかどうか。
そして、あんな重いものを持って、ここまで走って帰れるのかどうか。
うろたえるわたしを、彼は怒鳴りつけました。
「なにをボケボケしておるっ! さっさと、持って来いっ!」
「はっ、ハイっ!」
わたしは迷った挙句、AEDを手に取り、走りながら考えました。
たぶんこれで良いんだよな。
もどってくると、わたしは、恐る恐る、AEDを彼に差し出しました。
「あのう、これで、よろしかったでしょうか?」
満面の笑みを浮かべて、彼は言いました。
「おうっ、ありがとよ」
無理してETCを取りに行かなくてホントに良かったと、わたしは思いました。
そんなことをすれば、帰ってくる頃には、日が沈んでいたことでしょう。
患者は、助からなかったはずです。
そして、通報から救急車到着までの時間は平均6分だそうですから、これでは、全然、間に合いません。
やれやれです。
人助けというのが、これほど大変なことだとは思ってもみませんでした。
どうでしょう、みんさん!
愛する人達を救うため、みなさんも定期救命講習に参加されては如何ですか?
絶対、面白いですし、ためになると思いますよ。
み~た~な~
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どうも、平次です。
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弱者保護?
消費者・弱者保護の見地から世の中は動いているとかで、社会的に弱い立場にいる人達を蔑ろにした会社や強者達があらゆる業界で謝罪してますね。
これに対する消費者や弱者と呼ばれる人達の反応を見てますと、偉い人がどんなに頭を下げても「誠意が感じられない」とか「反省していない」などと、みんな、怒ってます。
でも、これって、なんだか日頃の鬱憤を晴らしているような気がしませんか?
うまくいかない自分の人生に苛々して、他人にやつあたりしているように思えてならないのですが・・・。
きっと、偉い人達が頭を下げるのを見るのは気分が良いのでしょうね。
でも、みんな、「弱者」と呼ばれて嬉しいのかな?
わたしは「弱者」と呼ばれたこと自体に腹が立ちますが。
でも、これからは、顧客を大切にしなかったり、クレーム処理がうまく出来ない会社や組織はダメなのだそうです。
じつは、先日、わたし、スピード違反で捕まりましてね。
ちょっと前なら、「お急ぎでしたか? えらい飛ばしてましたね。お母さんが危篤にでもなられましたか?」なんて違反者の神経を逆なでするようなことを平気で言っていたお巡りさんが、わたしに向かって、こう言ったんです。
「お忙しいところ、申し訳ありません。少し、お時間を頂けますでしょうか? すぐに済みますので」
わたし、耳を疑っちゃいました。
ひょっとして、わたし、弱者と思われたのかなぁ?
でも、弱者が、朝から、18㌔オーバーでバイク走らせないよね。
ほんとは、もっとスピード出してたし・・・。

