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なまはげ

 ケラミノにハバキを身に付け、大きな出刃包丁を持ったなまはげが叫んだ。


「泣ぐコはいねがー!」


 だが、残念なことに、少子化と民主教育の進んだ平成の日本に、鬼や大人を怖がって泣く子など、もう、ほとんどいないのだった。


 なまはげは仕方なく、もう一声、叫んだ。


「怠け嫁はいねがー!」


 全国5,342万人の怠け嫁が秋田に集結し、なまはげを半殺しにしてしまった。


 最近は、伝統行事も命がけである。

夢一夜

ブログネタ:初夢見た? 参加中


 こんな夢を見た。

 黙って青い空を見上げていたら、黒い煙を引きずりながら何かこっちに向かって飛んでくる。

 最初は、小さくて、はっきりしなかったのだが、近づいて来るに従い、ジェット旅客機だとわかってきた。

 その姿が、だんだん大きくなる。

 おい、こっちに来るぞ!

 そう思ったとき、ジェット機は

 ドッカ~ン!

 と大きな音を立てて空中で炎上した。

 まずい!

 逃げなきゃ。

 わたしは、走った。

 だが、ジェット機は、なぜか、わたしの後を追いかけてくる。

 わたしが右へ走れば、右に。

 左に走れば、左に。

 まるで意思を持った生き物のように。

 ひぃ~っ!

 もうダメだ~っ!

 と思ったその瞬間、ジェット機は、わたしの後方300メートルの地点に墜落した。

 ああ、よかった。

 わたしは安堵の溜息をついた。

 すると、今度は、ジェット機は大きな火の玉となり、ゴロゴロ転がって、わたしの方に向かってくるではないか。

 ダメだ!

 もう走れない!

 死ぬ~っ!

 そう思ったとき、目が覚めた。

 寒い朝だったにもかかわらず、寝汗がパジャマを濡らしていた。

 う~ん。

 初夢って、何かを暗示してるんだよね。

 はぁ~。

 今年こそは良い年にしたいと思っていたのに・・・。

告白

ブログネタ:お世話になったあの人に一言 参加中

 今年の10月に、ブログを始めました。

 孤独でした。

 誰も遊びに来てはくれません。

 試しに、カウンターをつけてみました。

 カウンターの数字は、1つ、2つ、と増えていきました。

 うれしかった。

 本当に、うれしかった。

 そして、3日経って、ようやく気づきました。

 これは、自分の訪問回数を指しているだけだ、と。

 悲しかった。

 アイ・アム・レジェンド。

 そんな、気持ちでした。

 それでも、わたしは、ブログを更新し続けました。

 書き続ければ、誰かが遊びに来てくれる。

 そう信じて。

 でも、やっぱりダメ。

 孤独の延長戦でした。

 きっと、書くものが長過ぎて、みんな、敬遠しちゃうんだ。

 そう思ったわたしは、一息で読める短いものを沢山書いてみました。

 岩にしみいる蝉の声でした。

 騒いでいるのは、わたしだけ。

 きっと、字が小さすぎるんだ。

 中には、老眼の人だっている。

 そう思ったわたしは、活字を大きくしてみました。

 中島みゆきが、海の底で、泣きながら歌ってくれました。

 孤独の肖像です。

 そして、3週間ぐらい経ったとき、見知らぬ人からペタをもらいました。

 うれしくって、うれしくって、その人のブログまですっ飛んでいって、コメントしまくりました。

 でも、返事はありません。

 おかしいな?

 とは思ったんです。

 だって、その人のブログ、ほとんど死んでまして、1年半ぐらい更新されていないのです。

 なのに、ペタ帳だけは、大勢の人達のペタだらけ。

 ランキングを見ると、かなり上位に位置しています。

 どういうこと?

 ただのペタ・マニアなの?

 そのとき、ハッ、と気づいたんです。

 この人は、きっと、ペタを宣伝に使っているんだ。

 ろくにブログの更新もしないくせに、なんてワガママなんだろう。

 でも、これは使えます。

 きっと、待ってるだけじゃダメなんだ。

 このままでは、永遠に、誰にも読んでもらえない

 よしっ、わたしも、やってみよう。

 わたしは警備員なのです。

 貯金は少ししかないけれど、時間だけは沢山あるのです。

 翌日から、仕事中にペタしまくりました。

 相手なんか誰でもよかった。

 引きこもりのニート君から犯罪スレスレの変態野郎まで、出会うブログ全てに、ペタを、貼って、貼って、貼りまくりました。

 モニターに次々と映し出される「ひよこ」「赤ちゃん」「ブタ」「雪男」「ティラノザウルス」を見て、同僚達が騒ぎ出しました。

 また、バカが、なにか始めやがった。

 わたしは言いました。

「いいかい、君達。平成16年の警備業法の改正は顧客保護の見地からなされたんだ。最近は、悪質な警備員が増え、消費者センターに苦情が絶えない。警備員の質の向上を図るために、もっと指導や教育に力を入れようという試みなんだ。世の中は、弱者救済、消費者保護という方向に向かって進んでいる。この流れに逆らっては、もう、生きてはいけない。君達も、ユーザーさんを大切にしないと、クビになってしまうよ」

 大方の仲間は、この説明にうなずいて納得してくれました。

 ただ、一人、うるさいやつがいて。

「だから、おまえに、ちゃんと働けって言ってんだよっ! なんで、仕事中に、ブタや雪男と遊んでんだ、おまえはっ!」

 と怒るのです。

 頭の良いやつは、どこにでもいるもんです。

 わたしは言ってやりました。

「平成13年9月11日の米国における同時多発テロ以来、各国政府がテロ対策を強化しているにもかかわらず、イスラム過激派が世界各地でテロを敢行するなど、その脅威は依然として高いものがある。水と安全はタダと言う神話は崩壊したんだ。わたしは、この作業をテロ対策の一環として行っているのだよ。ジャック・バウアーのようにね」

 こうして、わたしは、職場でもひとりぼっちになりました。

 でも、ペタのお陰で、ブログに遊びに来てくれる人は増えました。

 中には、コメントまで残してくれる博愛主義者もいらっしゃいます。

 うれしかった。

 本当に、うれしかった。

 ところが、ここに来て、問題が発生しました。

 実は、わたし、ブログを2つ持っているのです。

 両方で同じような作業をしたために、どちらのブログにも読者登録して下さった方がいらっしゃるのです。

 今年の漢字は「偽」だそうです。

 心が痛むのです。

 メガさん、モンゴルさん、すみません。

 騙すつもりは、なかったんです。

 そして、ソノコさん。

 あなたには、

 あなたにだけは、

 すまないなんて、

 申し訳ないなんて、


ぜ~んぜん思わないのはなぜでしょうかね~っ?


 ごめんなさいね~っ。


 o(^▽^)o


 とにかく、わたしは二重人格です。

 2人いるのです。

 みなさん、気をつけて下さい。

 今後も、両方のわたしからコメントがいくことがあると思います。

 別の人格を装って。

 いいですか、みなさん!

 そんなとき、まずは落ち着いて、禁止IPアドレスの設定をするなど適切な行動を取って対応してください。

 世の中、物騒になってきました。

 警備員のわたしが言うのだから、間違いありません。

 あるいは、わたしが警備員をやってることが間違いなのかもしれませんが・・・。

 とにかく、みなさん、今後とも、よろしくお願い致します。

 みんなに会えて、よかった。

 本当に、うれしかった。

 今年の収穫です。


 みんな、どうもありがとう!

AED(自動体外式除細動器)

 以前、職場で人が倒れたことがありまして、救急車を呼んだのですが、待ってる間、わたしは応急処置らしいことが何も出来なかったんです。

 倒れた人には、まだ意識があったので良かったのですが、これが意識も呼吸もない場合ですと、大変なことになります。

 わたしは警備員なのです。

 今後、処置をあやまって誰かを死なせてしまったり、後遺症を残すようではいけないと思い、昨日、定期救命講習を受けてきました。

 恐らく、大きな消防署なら、こういった講習はどこの町でもやっているのだと思います。

 参加すると、心肺蘇生法、AEDの使用方法、異物除去要領、止血法などを教えてもらえる上に、人工呼吸用の携帯マスクまでもらえます。

 もちろん、タダです。

 ありがたい話です。

 ただ、予約が殺到するため、募集日には電話がなかなか繋がりません。

定員があっという間に埋まってしまうため、参加するのも難しいようで、わたしも「1225日しか空いておりません」と言われて、昨日、つまりクリスマスに行ってきました。

 25人定員で、当日の参加者は19人、会場には9体の練習用の人形が置いてありました。

 講師の方は女性で、ベテランなのでしょう、教え方が凄く上手でした。

 人形を相手に応急処置の芝居をしなければならないので、参加者はどうしてもテレてしまいます。

 指導が下手ですと、最後までシラケてしまうわけです。

 街中で人が倒れても、日本人は見てみぬ振りをする。

 世界でも有名な話だそうです。

 関わりたくはない。

 ヘタに声を掛けて、手伝ったがために死なせてしまい、責任を問われるのは嫌だ。

 血をダラダラ流している人に触りたくない。

 ヘンな病気に感染したら困る。

 様々な思いが頭によぎり、日本人は何事もなかったかのようにその場を通り過ぎるのだそうです。

 不名誉なことだ、と指導員の方はおっしゃってました。

 でも、その理由の一つに、どうして良いのか対処方法がわからない、ということもあると思うんです。

 日本人はシャイだし、実際に声を掛けるのにも勇気がいる。

 それは本当です。

 目の不自由な人に声を掛けるのでも、怒られたらどうしようなんて考えちゃいますもんね。

「オレに触るな! 他人の助けなど、いらんわっ!」

 なんてね。

 また、小学生がせっかく席を譲ろうとしてるのに、元気な高齢者が怒って怒鳴りつけたりする姿を、時々、見掛けますもんね、実際に。

「あたしゃ、そんな年寄りじゃないっ! 馬鹿にするなっ!」

 なんてね。

挙句の果てに、最近の若者は、なんて悪口まで言われてはね。

これでは、せっかくの日本の若い芽を摘んでしまうと思う。

 まあ、そんなこんなで、とにかく、せめて自分の周りにいる人達だけにでも助けられるようにと救命講習を受けたのですが。

面白かったですよ。

とっても。

 指導員が優秀なものだから、たとえ人形相手でも、参加者達は、みんな、凄く良い芝居をするんです。

役になりきっちゃって。

 まずは先生のお手本で、駅の構内で人が倒れたという想定で訓練は始まります。

 最初に、意識の確認(肩を叩きながら行う)。

「大丈夫ですか? 聞こえますか? もし、もし。もし、もし」

 周りの人達に向かって

「意識がありません。すみません、みなさん、ちょっと集まってください。お願いです、手を貸してください」

 一番右の人に向かって。

「あなた、119番に連絡をお願いします」

 真ん中の人に向かって。

「あなた、近くにAEDがあったら持ってきてください」

 一番、左の人に向かって。

「あなた、近くにお医者さんがいたら連れてきてください。そして、もっと大勢の人を集めてきてください」

 次に、呼吸の有無の確認。相手のあごを少し持ち上げて、相手の口に耳を当てる。

「軌道の確保、見て、聞いて、感じて、4、5、6、7、8、9、10。呼吸ナシ。人工呼吸をします」

人工呼吸の後は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)。胸を30回押す。

「1、2、3、4、・・・・30」

 と、ここまでを何度も繰り返して練習するんです。

 AEDAutomated External Defibrillator)とは、ご存知の方も多いと思いますが、心臓が小刻みに震える状態(心室細動といい、心停止のひとつ)のときに電気ショックを与えて、心臓のリズムを正常にもどしやすくする装置です。(わたしは、初めて、本物を見ました。)

 先生のお手本の後で、2人か3人ずつの組を作って練習をします。

わたしが組んだ相手はかなりの年配の方でしたが、迫真の演技でした。

「だ、だ、だ、誰かぁ~っ! ひ、ひ、ひ、人が倒れたぁ~っ! 手を貸してくれ~っ!」

 あまりの迫力に、わたしは圧倒されてしまいました。

「君っ! 君は救急車を呼んでくれっ!」

 彼は、まず、一番右の人に言いました。

わたしは真ん中に立っていたので、次が出番です。

「君っ!」

「ハイっ!」

 待ってましたとばかりに、わたしは応えました。

「君は、ETCを持ってきてくれっ!」

 はあ?

 ご存知の方も多いと思いますが、ETCElectronic Toll Collection System)とは、国土交通省が推進する高度道路交通システムの一種で、ノンストップ自動料金収受システムのことです。

 これは、大変です。

わたしは高速道路の入り口まで走らねばならなくなりました。

幸いにも、名古屋高速東山線が近くにあります。

 ですが、わたしの力で、あの大きな装置を土台からへし折ることが出来るのかどうか。

 そして、あんな重いものを持って、ここまで走って帰れるのかどうか。

 うろたえるわたしを、彼は怒鳴りつけました。

「なにをボケボケしておるっ! さっさと、持って来いっ!」

「はっ、ハイっ!」

 わたしは迷った挙句、AEDを手に取り、走りながら考えました。

たぶんこれで良いんだよな。

もどってくると、わたしは、恐る恐る、AEDを彼に差し出しました。

「あのう、これで、よろしかったでしょうか?」

 満面の笑みを浮かべて、彼は言いました。

「おうっ、ありがとよ」

 無理してETCを取りに行かなくてホントに良かったと、わたしは思いました。

 そんなことをすれば、帰ってくる頃には、日が沈んでいたことでしょう。

 患者は、助からなかったはずです。

 そして、通報から救急車到着までの時間は平均6分だそうですから、これでは、全然、間に合いません。

 やれやれです。

人助けというのが、これほど大変なことだとは思ってもみませんでした。

どうでしょう、みんさん!

 愛する人達を救うため、みなさんも定期救命講習に参加されては如何ですか?

 絶対、面白いですし、ためになると思いますよ。

み~た~な~

ブログネタ:スッピン見せれる? 参加中

 若い頃の話ですが、友人が、ガールフレンドとプールに行きまして。

 ナガシマスパーランドです。

 そのときのこと、プールサイドで寝そべっていたら、水から上がってきた見知らぬ女の子が親しそうに彼に声を掛けてきたんだそうです。

 その水着に見覚えがあったので、よ~く思い出してみると、なんと、その娘は、彼の

 ガ~ルフレンドだったのです!

 ちょっと泳いでくるね、と水に入り夢中で泳ぐうちに色落ちしたらしく、帰ってきたときには誰だかわからなくなっていた、と。

 彼は、学生時代、全然、勉強しなかったので、視力はいまだに1.5なんです。

 彼女は、デザイン学校をかなり優秀な成績で卒業したという話です。(ふたりの結婚式のときに、仲人さんがそう言ってました。)

 なるほど!

 世の中には、絵のうまい女の子がいるのだ!

 彼女は、アーチストなのだ!

 化粧品の質も向上してるしな。

 さあ帰ろう、ということになって更衣室に入り、出てきたときには、彼女は彼の知ってる彼女に戻っていたそうです。

 ずいぶん外で待たされたのでしょうね、翌日、わたしがその話を聞いたとき、彼は真っ黒に日焼けしてました。

 スッピン見せるのって、そんなに怖いですか?

 でも、短期的なリリーフならともかく、長い付き合いになるのなら、いつかの段階で、どうしても見られちゃうでしょう?

 一生、隠し通せるわけでもないし。

 結婚にまで漕ぎ着ければ、そこで勝ちってことなのかな。

 あとは野となれ山となれ、と。

 じゃあ、風呂から出てきた女房を見て、

 失礼ですが、

 どちらさまでしょうか?

 なんてドラマ展開になるのだな、きっと。

 逆に、男の場合だと、例えば、嘘をつくのと言わないのは別物だよということで、隠して、隠して、やっと結婚して、それでも更に3年黙ってて、4年目の結婚記念日に、

 実は、オレ、

 ハゲなんだ。

 と、カツラを取って見せたら、どうでしょう。

 女房は、風呂敷に荷物をまとめ始めるのだろうか?

 猟銃買ってきて乱射するとか?

 「さよなら」と、洗面所の鏡にルージュで伝言を残して旅に出るとか?

 頭を丸めて尼になるとか?

 あるいは、

「ああ、よかった。じつは、わたしもねぇ」

 なんて、何かもっと怖いものを見せられるのだろうか?

渋谷にて

ブログネタ:男を誘う女のテクニック 参加中

 わたし、名古屋の生まれなんです。

 ずっと昔のことですが、たまたま、東京に行くことになりまして、渋谷でハチ公を見てたんです。

 すごい人なんですね、ハチ公のまわりって。

 ついでにお金を引き出そうと思って、銀行を探したんです。

 もちろん、東海銀行です。

 スクランブル交差点の向こう側に看板が見えたんです。

 ああ、よかった。

 東京にも、あった。

 人ごみで方向を見失わないように看板を睨みつけながら歩いていると、ひとりの女の子が、いきなり飛び掛ってきて、わたしの腕をつかみました。

「お願いがあるの!」

 彼女は、わたしの腕をしっかり握り締め、放してくれません。

 振り払うにはもったいないような、ちょっとカワイイ娘だったので、わたしは言いました。

「ぼぼぼ、ぼくに出来ることなら」

 彼女は、いまにも泣き出しそうな顔で言いました。

「絵の展覧会をやってるの。なのに、誰も見に来てくれないの」

 かわいそうに、きっと、この娘は画家のタマゴなのです。

 画材を買うためにマクドナルドでアルバイトをし、やっと手に入れた絵の具で、夜遅くまでかけて何枚も何枚も絵を描いて、病気のお父さんの看病をしながら、やっとのおもいで展覧会を開いたのです。

 なのに、誰も見に来てくれない。

 わたしは、言いました。

「入場料は、いくらなの?」

 こんなときに、金の話をするもんじゃない。

 わかってます。

 でも、わたしは、彼女に輪を掛けて貧乏だったのです。

 彼女は、血を吐くような声で言いました。

「タダです。無料なんです」

 わたしは、ついて行くことにしました。 

 どこをどう歩いたのかわかりません。

 あるビルのかなり広い部屋でした。

 確かに、絵は飾ってありました。

 でも、これ、君の絵じゃないね?

 クリスチャン・ラッセン? 

 ヒロ・ヤマガタ?

 彼女は、得意になって絵の説明を始めました。

 30分後に人と会う約束をしていたのですが、彼女はわたしの腕を抱きかかえて放してくれません。

 そして、彼女のむむむむ胸が、わたわたわたわたしの腕にギュ~ッと押しつけられていて、一生このまま絵でも見ていようか、なんて考えたりしてました。

 でも、さすがに時間切れ。

 わたしは、言いました。

「なごり惜しいですが、そろそろ行かねばなりません」

 彼女は、わたしをジッと見つめて言いました。

「買ってって」

 はぁ?

「なにを?」

「絵を」

「いくらするの?」

「50万円!」

「さよなら」

 引き止める彼女の腕を振り払い、わたしは展示会場を後にしました。

 分割払いもできるから!

 1日にコーヒー1杯分のお金だから!

 5年で返済できるから!

 そんな彼女の言葉を背中で聞きながら。

 馬鹿な女だ。

 オレに金の話をするなんて。

 名古屋生まれの、貧乏育ち。

 誰が、あんな絵を、50万も出して買うものか!

 ビルを出て、人ごみに紛れ、わたしは想いました。

 ここは、どこ?

 しばらく歩き、振り返ると、自分がどのビルから出てきたのかもわかりません。

 行く先も、帰るところも失ってしまったわたしの胸に、名古屋を出るときに掛けられた友達の言葉が重低音で響きました。

 箱根の東には魔物が棲むでよぉ。

 東京の悪い女にゃぁ、気をつけやぁて。

夜中のトイレは要注意!

ブログネタ:トイレで気をつけていること 参加中

 わたし、オフィスビルの警備員をやっているのですが、夜中の最終巡回のときに照明を消してまわるんですね。

 ある日の巡回で、深夜に、女子トイレの電気がついてたから、何の気なしにスイッチを消したら、闇の中から、

きゃあぁぁぁぁ~っ!

 って、絹を引き裂く女の悲鳴が上がって。

 彼女、残業していたらしんです。

 さぞかしビックリしたことだろうと思い、

すみません。すみません。すみません。

 を連発して謝ったのですが、中から、彼女も

ごめんなさない。ごめんなさい。ごめんなさい。

 と、やはり、連発して謝ってて。

 女子トイレってやっかいなんですよ。

 覗いて確認すれば、

きゃあぁぁぁ~っ! 
痴漢んんん~っ!

 なんて、もっと大変なことになってしまうし。

 不審者の有無を確認しようとして、自分が不審者になってしまっては警備員失格ですからねぇ。

どうも、平次です。

ブログネタ:ペットの写真見せて! 参加中


 どうも、平次です。

CAHVRNUE

 ミナミイシガメです。

 小さいときはゼニガメと呼ばれていたので、銭亀平次と名づけられました。。



DSC00582

 今時分は、冬眠するのが普通なのですが、水槽にヒーターを入れてもらって、快適な暮らしをしております。


DSC00567

ああ、ヌクヌクと。

方向音痴

ブログネタ:忘年会の失態 参加中

 わたし、方向音痴なんです。

 酔っ払うと、これに拍車が掛かります。

 ある年の忘年会、トイレに行って戻ってきて、

「やあ、待たせたねぇ!」

 と襖を開けたら、そこには知らない顔が並んでいました。

 かなり酔っていたので、状況把握に時間が掛かり、そばに座っていた女の子の顔をジッと見つめ、ようやく悟りました。

 ここはわたしの帰るべき場所ではない。

 そして、言ったのです。

「わたしはどこから来たのでしょう?」

 みんな、知るはずありません。

「さあ」

 と、首を傾げられて、仕方なく襖を閉めると、中から大爆笑。

 逃げるようにその場を去りましたが、帰るところがわかりません。

 店の入り口のカウンターまで行って、会社名を名乗り、宴会場所を教えてもらいました。

 酔っていたので、全然、恥ずかしくなかったです。

 宴会は苦手でカラオケひとつ満足に歌えないわたしですが、知らない会社の忘年会の余興で、こんなにウケたのは初めてでした。

弱者保護?

 消費者・弱者保護の見地から世の中は動いているとかで、社会的に弱い立場にいる人達を蔑ろにした会社や強者達があらゆる業界で謝罪してますね。


 これに対する消費者や弱者と呼ばれる人達の反応を見てますと、偉い人がどんなに頭を下げても「誠意が感じられない」とか「反省していない」などと、みんな、怒ってます。


 でも、これって、なんだか日頃の鬱憤を晴らしているような気がしませんか?


 うまくいかない自分の人生に苛々して、他人にやつあたりしているように思えてならないのですが・・・。


 きっと、偉い人達が頭を下げるのを見るのは気分が良いのでしょうね。


 でも、みんな、「弱者」と呼ばれて嬉しいのかな?


 わたしは「弱者」と呼ばれたこと自体に腹が立ちますが


 でも、これからは、顧客を大切にしなかったり、クレーム処理がうまく出来ない会社や組織はダメなのだそうです。




 じつは、先日、わたし、スピード違反で捕まりましてね。


 ちょっと前なら、「お急ぎでしたか? えらい飛ばしてましたね。お母さんが危篤にでもなられましたか?」なんて違反者の神経を逆なでするようなことを平気で言っていたお巡りさんが、わたしに向かって、こう言ったんです。


「お忙しいところ、申し訳ありません。少し、お時間を頂けますでしょうか? すぐに済みますので」


 わたし、耳を疑っちゃいました。


 ひょっとして、わたし、弱者と思われたのかなぁ?


 でも、弱者が、朝から、18㌔オーバーでバイク走らせないよね。


 ほんとは、もっとスピード出してたし・・・。

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