本当に久しぶりのブログ更新です。僕のオリジナル曲の蔵出し企画「自歌自賛」、今回は1994くらいの作品「グライダー」です。
転勤した僕は、オリジナル・デモ・アルバム「Thank you for my babe」の曲を演るバンドを組むことになりました。でもそのバンドは、スクランブル交差点ですれ違う人のように、かりそめのfirst & last liveで終焉を迎えてしまいます。そして前後して、付き合っていた女性を最低な形で傷つけて別れてしまいます。精神的に苦しかったし、新たな自分を見つけたいと思っていました。
デモテープで作り込んだバンド・サウンドを具現化する手段を失い、自分自身の原点を内省的に振り返らずにはいられませんでした。たどり着いたのは、アコギの弾き語り。中学生のころ、毎日新しい曲のコード進行を追いかけては、自分の肥やしにしていたのです。精神的支柱は何なのかも模索しました。本棚から出したのはリチャード・バック作(五木寛之訳)の「カモメのジョナサン(Jonathan Livingston Seagull)。その世界的大ヒットとなった大人の寓話を、一人で凛と生きることの美しさをテーマとして、新しいアルバム「Jonathan Seagull」の制作を始めました、
自分が日々出会う子どもたちが、一人になることを極度に恐れていることを感じた僕は、孤独に生きることの美しさを歌にしたかったのです。
タカミネのエレガットを手に入れ録音した曲は、曲想は異なるものの、KANの「ラジコン」の影響をもろに受けています。

