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吟遊詩人へのあこがれ~ヴァイオリンを弾きながら~

かつて西欧で音楽と詩で世の人々を楽しませていた「吟遊詩人」。伝統的な神話や民話に、また複雑な現代社会で生き抜く苦しみ、ときには甘い男女の語らいに人生の真実を見出し、歌謡にして伝えていく、そんな「伝道師」って素敵ですよね!

新年あけましておめでとうございます!


旧年中は誠にお世話になりました。

様々な出逢いに出来事に・・・すべてに感謝いたします。

2016年をより明るく過ごしていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


皆々様もどうぞ健やかな日々をお迎えくださいますよう願っております。


音譜 音譜 音譜 音譜 音譜


2015年を振り返ります。

2月には友人が運営する弦楽アンサンブル、さらに近隣の市民オーケストラへのサポート出演。ともにヴィオラでした。合奏はいいものだと改めて思った経験でした。


4月は、約5か月ぶりとなる音楽企画「ヴァイオリンと朗読の世界~VOL6」。

初めての東京での公演。東府中にある小さなカフェでの開催でしたが、こちらもとても良いステージになったかなと思います。作品を真摯に演じ、そして真摯に語る。とてもシンプルでしたが、ヴァイオリンと朗読の世界という活動の原点に近い形態になったと思っています。


5月には、毎年会世話になっている「さつき管弦楽団」の定期演奏会のサポート出演。

大切にしたいオーケストラ活動を楽しくさせていただき、とてもうれしかった。


6月は音楽企画「ヴァイオリンと朗読の世界~VOL.7」。二宮にて声楽家の矢作有沙さんと。オペラ歌手の矢作さんとの共演は、制作という観点でも得るものが大きく、自身そして本企画の可能性が広がりました。


7月はヴァイオリン教室の発表会での演奏。オーケストラは純粋な楽しみであり、ヴァイオリンと朗読の世界が大切なライフワークであるなら、ヴァイオリン教室でレッスンを受け続けることは、その根幹となる修行の場です。2015年は協奏曲をオケ伴奏で演奏するという極めてまれな経験をさせていただき、とても思い出になりました。


8月は、一年近く稽古や準備を要した「ヴァイオリンと朗読の世界~VOL.8」です。地元の宝といわれる女優さんとの共演で「花いちもんめ」という戯曲を上演しました。戦後70年の節目といわれる年に、自分は何をして過ごしたか?と問われた時、しっかりと自信を持って取り組んだこととして応えられる、それほど注力して臨みました。企画初の複数回公演ともなり、大変多くの方々に観劇していただきました。


9月は「VOL.9」として「おきあがりこぼし芸術祭」にエントリーし東北復興支援。こちらも初めてのオリジナルストーリー&オリジナル曲での構成。続けて参加していきたいイベントで、楽しかったです。


10月は、ホームオケでのミニコンサート参加。


12月は「VOL.10」と教会コンサート参加。


ステージに立ったのは上記含めて14回。多くの皆様と音楽を通じて交流できた一年でした。

幸せです。


大晦日には


ギエム氏の渾身の力強いボレロ


のバレエをテレビ視聴し、年越しました!



音譜 音譜 音譜 音譜 音譜



大晦日は夕方からずっと練習室にてヴァイオリン弾いていましたが、

年越し手最初に弾いたのはこの曲。

音鳥の段階ですが・・

今年、きっとやるんだ!!!



20160101-2

こんばんは。

ごあいさつ・ご報告が遅くなりましたが、

12/19に開催しました「ヴァイオリンと朗読の世界~VOL.10」、...

無事に終えることができました。




日頃より応援くださる皆様の支えとお客様の温かい拍手のおかげさまをもちまして、


ひとつまた前進することができました。

深く御礼申し上げます。




今回は第1部と第2部の二本立て。


主催者の「農園カフェよりみち」様の素晴らしいお料理を楽しみながら、


なおかつ佐野企画の演目にも注目してもらうために、休憩時間を挟んだ構成としました。




第1部 朗読「手ぶくろを買いに」

  (新美南吉・作/佐野真・構成)



第2部 ミニコンサート




名作「手ぶくろを買いに」はみんなが知っているお話。


それをお集まりいただいた皆様に思い出していただきたくて!


今回のメインとしました。


時折挿入したヴァイオリン音楽はいかがだったでしょうかね・・いろいろ感想を聴いてみたいと思います。




★ヴァイオリンと朗読の世界のイメージキャラクターを務めてくださっている、


女優の山木結井さんもお忍びでご来店くださいましたヨ~(笑)。


その山木さんが撮影されたお写真を何枚かお借りしましたので、掲載いたします。


















とてもかわいいお料理の盛り付けも、クリスマスなスペシャルなディナーを演出し、

気分を高めてくれました。



★この日の公演で、2015年の活動は最終です。


いまは来年の構想と計画を練り、日々打ち合わせや制作に努めています。


次回作をどうかお待ちくださいませ。


軽く予告しておきますと、


明治の文豪3名による、日本昔話!


といったところでしょうか~ぜひお楽しみに!!





暮れゆく2015年。あと数日ですが精いっぱい燃えていきます。






皆様、こんばんは。


次回の「ヴァイオリンと朗読の世界」の開催が決定いたしました!!



12月19日(土) 18:00~



朗読の題材は、


新美南吉作品 「手ぶくろを買いに」 です。







クリスマスツリークリスマスツリークリスマスツリー


小学校4年生の教科書に載っている名作で、

「ごんぎつね」

とともにとても親しまれている作品です。


音譜音譜音譜

クリスマスの時期にピッタリな、心温まるお話。




ぜひ、お誘いあわせの上、お問い合わせください。



今回は、小田急江ノ島線「高座渋谷駅」から歩いてすぐの


農園カフェ「よりみち」様のクリスマス企画の一環


として行います。カフェの美味しいお料理とともにパーティをお楽しみいただけましたらと存じます。



★お問い合わせは、お店に直接か、私へのメッセージなどでお願いいたします。

 農園カフェ「よりみち」の電話番号は、
 046-215-9978

 

よろしくお願いいたします。




フライヤーを掲載いたしますね。

ハートハートハート


今回、朗読を担当するのは、田中明子さん。
歌唱も披露いたします。こちらもお楽しみに!




フライヤーです!!









みなさま、お久しぶりです。

ヴァイオリンの佐野真(さのまこと)です。


ブログの更新をすっかりサボってしまって、気が付きましたら3か月近く投稿していませんでしたね・・

書きたいことや発信したいことはたくさんあるのですが、書きかけては中断し・・・の繰り返し。


おいおい、出してまいりますね!


さて、9月末には


「ヴァイオリンと朗読の世界~VOL.9」


を開催いたしました。

開催したと申しましても、今回は私の主催ではなく、


「おきあがりこぼし芸術祭」への参加


という形での公演となりました。今後もこのような形での出演も考えていきたいと思っています。

幅広いたくさんの方々へ、ヴァイオリンと朗読の世界を提供したい、との思いからです。


9月27日のこの「ヴァイオリンと朗読の世界~VOL.9」。


女優の伊藤さつきさんをゲストテラーとしてお迎えし、

オリジナルストーリー「ももちゃん」を出しました。

中秋の名月がまさに翌日であるという、ちょうど良い日でもありましたので、

中秋の名月にまつわるお話をしました。

時間帯も夜でしたし、程よく晴れましたのでよかったです。


今回は、絵を使いました。PCで作成した画像をプロジェクターを用いてスクリーンに映し出し、

雰囲気を味わっていただこう、という企てです。


初回でもあり、テスト的な取り組みではあったのですが、これが好評でした。

物語の雰囲気を伝える一助となったようです。


次回以降、表現に工夫を凝らして、より良いパフォーマンスに高めていければと!やる気になります~


ここでは、公演で用いたスライドの一部をご覧いただきたいと思います~




これはイントロ部分で用いました。

すべては三日月から始まった(笑)。

これから始まるものがたりを暗示します。





タイトルロール

映画みたいにしたかったのです。





出演者のご紹介もこういう形がいいかなと思いました。

エントリー参加ですので、個別のプログラムを用意できなかったので。





舞台となった村のイメージです。

これは写真ではありません、油絵です。

故・向井潤吉画伯の作品の画像をお借りしました。

文化勲章を受章している巨匠です。

世田谷に向井画伯の作品ばかり集めた美術館がありますので

もしご興味がわき出てこられましたら、ぜひお尋ねください。





中略(笑)・・・

これはクライマックスでもちいました。

ももちゃん(うさぎさん)がお月さまに上って飛び跳ねて遊んでいる図、です。

実際にはアニメーションを用いて、うさぎさんを動かしましたよ。





そのももちゃん(うさぎさん)からみた、私たちの星。

とてもきれい!!

大切にしなきゃ!





エンドロール





協力は、この芸術祭の主催者である「きじさこプロジェクト」様。



たのしい紙芝居風の朗読劇でした~






おはようございます。

ヴァイオリンの佐野真です。


随分とブログの更新が滞ってしまいました。

もろもろ時間をとられてしまいましたが、これからコツコツと書いてまいります。


その間いろいろありました~


でも直近のことから!


*****************


7/18に、


バッハ作曲のヴァイオリン協奏曲第1番(BWV.1041)


を弾いてきました。


私がヴァイオリンを学んでいる、


舟山千秋先生の教室《奏鳴会》


の年に一度の発表会の場です。


協奏曲を弾く時でも通常はピアノ伴奏で行うのですが、

今回は弦楽合奏つきの本格的な編成で、私がソロを発表です。

このような機会はめったになく、とてもうれしく取り組みましたし、得るものも大きかったですね。


この、バッハ作曲のヴァイオリン協奏曲第1番(BWV.1041)という曲は、

ヴァイオリンを学習する人なら、子供のころに必ず練習するという「おけいこ名曲」と感じる方も多いかと思います。これは日本で普及しているヴァイオリン入門の教則本シリーズに収録されていることが主な要因と思っています。


しかし、これは子供用の曲なのかと思ったら実はそうではなく、プロの演奏会でも頻繁に取り上げられるし、主だった名バイオリニストたちはみな録音しています。


それだけ内容が深い名曲だということにほかなりません。


このような課題曲を与えてくださった先生、そしてオーケストラでしっかりと支えてくださった合奏の皆様に本当に感謝ですね。




演奏後に頂いたお花もとてもかわいく美しい!!


楽曲に真摯に向き合い、チャレンジしていくこと、先生の教えを守っていくこと、これが西洋の伝統楽器であるヴァイオリンそしてクラシック音楽の伝統に触れていくということにほかならず、このことに邁進していきたいと思います。