確定申告で税金を取り戻そう

今年はうるう年なんですね。

29日があるとなんだか嬉しいです。

今回は雑談です

つみたて投資枠について書いたのはこちら

『【新NISA】運用方針考えてみた』新NISA 運用方針毎月のつみたてNISAの実績を公開しています。新NISAになっても続ける予定です。今回は新NISAに向けての運用方針の話です。つ…

ameblo.jp

確定申告で配当控除しよう

会社員の方は確定申告に馴染みが無いと思います。

（住宅控除の申請をするときくらいでしょうか）

会社が源泉徴収で税金を納めてくれるので、する必要が無いですからね。

ただし、配当金を受けっ取っている方は、確定申告することで税金を取り戻せるかもしれません。

先にざっくり言うと、年収950万円以下の人なら配当控除で税金が戻ってくると思います。

ということで、今回はざっくりと配当控除について書いていきます。

※詳しくは「配当控除」で調べてみてください。

《配当控除とは》

二重課税されている配当金をいくらか返金するよ

という制度です。

ポイントは

・所得税は10%還付

・住民税は2.8%還付

・利用するには確定申告が必要

・利用申請した人だけが対象

・税金の全額は返さない

という微妙な制度ではありますが、お金が戻ってきます。

配当控除とは直接関係ないですが、確定申告をする場合は「ふるさと納税」についても申告してください。

※ワンストップ特例で申し込んだものは無効になるので、必ず確定申告中に申告してください

配当金の二重課税とは

企業は、利益から法人税が引かれた後に配当金を出します。

個人は、配当金から所得税と住民税を引かれます。

つまり、配当金には法人税と（所得税と住民税）が二重で掛かっています。

余談ですが、ガソリン税も二重課税が掛けられています。ガソリン価格の1/3くらいは税金です。

《どんな人がお得になるの》

課税所得が695万円未満の人は、配当金に掛けられた一部の税金が返ってきます。

※年収ではないので注意

年収で言うとざっくり950万円くらいでしょうか

詳しく書くと長くなるので省略しますが…

年収が高いと、配当控除をすると逆に損することになります。

（気になる方は、配当控除　総合課税　累進課税　とかで検索すると分かると思います）

また、扶養に入っている人が行うと扶養を外れる可能性があるので注意してください。

（これも詳しくは省略します。）

《どれくらい返ってくるの》

課税所得が幾らかによって変わってくるのですが

今回は年収500万円（課税所得232万円くらい）の場合を例に書いてみます。

《例の条件》

・年収500万円

・配当金10万円

・特定口座受取（NISA講座ではなく）

◆源泉徴収（確定申告しない）

税金：20,000円

　所得税　15%　→　15,000円

　住民税　5%　→　5,000円

◆確定申告で総合課税にする

（計算途中なので無視しても良いです）

税金：20,000円

　所得税　10%　→　10,000円

　住民税　10%　→　10,000円

◆確定申告で配当控除した場合

（確定申告して配当控除した場合）

税金：7,200円

　所得税　0%（10% - 10%）　→　0円

　住民税　7.2%（10% - 2.8%）　→　7,200円

差額　12,800円

が返金されます。

確定申告はe-Taxがオススメです。

サラリーマンなら30分〜1時間も掛からず終わると思います。

詳しい説明を省略したので分かりにくいですが、なんとなく伝わっていれば幸いです。

本当の自由を手に入れる　お金の大学 [ 両＠リベ大学長 ]

楽天市場

1,540円

これだけやれば大丈夫！お金の不安がなくなる資産形成1年生 [ 小林　亮平 ]

楽天市場

1,650円

最新版つみたてNISAはこの9本から選びなさい [ 中野　晴啓 ]

楽天市場

1,650円

【雑談】確定申告で税金を取り戻そう