拙者、ハラ切ります ー子宮筋腫の開腹全摘手術始末記ー -5ページ目

拙者、ハラ切ります ー子宮筋腫の開腹全摘手術始末記ー

巨大子宮筋腫の開腹全摘手術します。

きっかけがあって
お隣の江戸っ子ばあさんと話す。
私は江戸っ子がすきなので
彼女と話すのは楽しい。
84歳で卵巣摘出したそう。
ご本人はこの歳で手術は、、、と渋ったが
医師が見かけが若いから(実際若く見える)
大丈夫と言われたそう。
見かけが若いと体も若いと
何かの記事で読んだことを話すと
いたく喜んで嬉しそうでした。
江戸っ子は歯に衣着せぬ喋り方が気持ちいい。
その彼女ときたら早起きである。
今朝は5時起床。
おいおい、まだ眠いよー。

昨晩は抗生剤と鎮痛剤のおかげでか
寝る頃には体温も平熱になり
朝まで何の苦痛もなくねむれた。
初めてかも。
それだけで幸せ。

6時、抗生剤点滴。
30分間。
熱、平熱。
気分よろし。
昨日の朝からほとんど食べてないので
お腹がすいた。
食欲が出てきて良かった。

朝の排尿、相変わらず痛い。
はぁ、、、、、

昨夜からの看護師さん、
元気があっていい。
優しいのは勿論
ちょっとくらい雑なくらいな方が
気をつかわなくって気楽。
そういう人は得てして
看護師さんの中でも
ちょっとお姉さん。
余裕がある感じ。
年寄りの扱いなんかも慣れたもんで
嫁姑の会話のよう。

江戸っ子ばあさんと嫁の会話。
(彼女は耳が遠くて声が大きいので
隣の私にも筒抜け)
スタッフへの心付けのこと。
嫁が心付けを渡した所、
婦長さんが言うには
「決まりでうけとれない。
しかしその気持ちだけでも嬉しいんです。」
と。
今の病院は大抵そうらしいが
気持ちを表すといった意味で
形だけでも私もそうすれば良かったかな
なんて思ったりして。
江戸っ子ばあさんは、
人の気持ちを無にしてー
受け取りゃいいのに
なんて、さすがは江戸っ子だね!

朝食
ロールパン2個
ブルーベリージャム
牛乳
シーザーサラダ
オレンジ
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このパンがおいしいんだよね

食後のトイレに来た江戸っ子ばあさんが
私のカーテンを開いて
おはよう!と満面の笑み。
その人懐っこい笑みに思わず
かわえーー、と心を掴まれた。
84歳にしても人の笑顔というものは
いいものだ。

朝、膀胱痛、増して来た。(最早そう呼ぶ)
10時、鎮痛剤服用。
効き出してから排尿とする。
尿のたまる感じがないので
3、4時間おきにいってたけど
痛い思いはしたくないので
もう少し間隔をあけてみた。
その方が尿もたまって
少量を絞り出す感じがなくていいかも。

お昼
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ごはん
鶏肉の照り焼き
オクラの付け合わせ
里芋のみそ汁
マカロニサラダ

昼食後の看護師さんと
江戸っ子ばあさんの会話が
耳に入る。
「ごはん食べれた?」
「全部食べたけどちょっと気持ち悪く
   なっちゃったわ。私痩せてるから
   食べないと元気が出ないから
   無理して食べたけど、、、。
   ハミガキなんかしてると
   クラクラしてくるのよ。」
と。
それを聞いてクラクラするのは
私だけじゃないんだと思う。
同時に、自分のクラクラも
痩せたのもあるのかもと気づく。

複数部屋というのもいいかも。
色んな人の情報が聞けて
自分だけじゃないんだと思うと
ちょっと安心できる。

お腹の傷(内部)の腫れと膨満感は
いつの間にかなくなっていた。
一昨日くらいにはなくなってた記憶。
それより膀胱痛ばかり気になってたので。



夕方から熱が出る
38度
暑いと思ったらやっぱり

6時夕飯
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ごはん
豆腐の味噌汁
カジキのししとう添え
青梗菜と湯葉のあえもの
ハチミツレモンゼリー

熱で食欲ゼロ
ゼリーはいける
冷たくてツルっとしたの
ごはんは半分は頑張った
残してゴメンなさい

食後の排尿
さっきよりは痛みが戻る
一進一退

先生の回診
さっきと同じ説明
やはりおぎやはぎの小木に似ている
目が死んでいて感情を一切顔に出さない
医者としてそうしているのか?
笑った所を見たことがない

さっき排尿痛が減った旨伝える
そんなにすぐには効かないと
首をかしげる
気のせいですかねと聞くと
そうですねと
まぁ、病は気からだし

食後のバイタルチェックで
熱が上がる
先生は予想してましたけどねと
39度
久しぶり
暑い以外は寝てたら平気
今夜はこの熱で
眠れないだろうなー

今抗生剤の点滴終わり
痛み止め服用
排尿痛依然あり

今夜は長い夜になりそう
隣の江戸っ子ばあさんは
私と同じだけ無音だ
隣は何をする人ぞ
さっきの回診で痛みを訴えていたけど、、、
廊下を挟んで向こうの経産婦さんも
私と同じ症状を訴えている
みんな同じく痛いのだ
痛いのよ
痛いのね

こうして再入院初日は終わります

朝5時に目が覚めた。
とりあえず排尿。
相変わらず痛し。

6時に朝食。
7時過ぎに排便を催しトイレへ。
立ち上がって数歩歩いた所で
目の前が白~くなってきて
突然の吐き気と冷や汗。
今度は目の前が黒くなって
グルグル回る。
なんじゃこりゃー!
なんとかトイレに座り
頭を下げると視界が戻ってきた。
排便を済ませ、落ち着いた所で
トイレから這い出る。
うーん、これはヤバイかも。

すぐ病院に電話して事情を説明。
出勤前の夫を起こして
病院までおくってもらう。
 
9時前に受け付け。
座って待てず。 
寝かされて待つ。
採血。
診察までだいぶ待たされた。
その間、ウトウト。
 
11時半に呼ばれる。
事情を説明する。
血液検査結果、多少炎症反応が出てる。
恐らく傷の縫目の所で軽い炎症を
起こしているとの所見。
排尿痛もそのせいでしょうと。

ちなみに検尿は
キレイな尿を採りたいとのことで
導尿することに。
うわ、嫌だわー。
手術中は無意識の内に入れられてたので
よかったけど、この内診台で、という。
ある意味拷問。
いってー!
はあ、、、、
もう痛いのは嫌なのよ。
結果は問題なしでした。

貧血症状は、貧血でなくても
こういう状態では起立性めまいを
起こすこともあるそう。

というわけで抗生剤を点滴で入れて
様子を見ましょうと。
自宅でもいいし、入院してもいい
というので、安心のために入院で。
1週間はかからないと思いますって。
それが短いか長いと思うか。
そして決まった再入院。
思ったほどうまくいかないもんだ。
ブログ的には面白くなったけど、、、、。
まぁ、こういうパターンもあるというで。

体調は今までで一番最悪かも。
傷の痛みはないが
もはや膀胱痛。
全身だるくて元気が出ない。
しゃべるのも億劫だ。

12時、入院手続き。
受け付けの人に
この前退院された方ですよね、と。
はい、またお世話になります。

13時過ぎに懐かしい病棟へ。
部屋は2人部屋しか空いてなかった。
さすがに個室より狭いけど
トイレもついてるし問題なし。
隣は深刻でもなさそうな
元気な江戸っ子おばあちゃん。
挨拶したら感じいい人で良かった。

お昼ごはんを食べ損ねたので
頑張って売店まで。
サンドイッチを買う。
が、1噛みしてその臭いにムセ、
もういらない。
あー具合わろしだわー

子供とラインで荷物の確認。
ラインのビデオ通話でやり取り。
すごい便利な世の中になったもんだ。
メールしたリストのものを
一つ一つビデオ画面でチェック。
1個もミスなく持ってきてくれた。
サンキュー

2時くらいに点滴開始。
いつものように血管が出ず
医者が四苦八苦。
左から右腕に挿し直し。
オーマイガッ!
挿してからもしばらく場所を探して
針先をウネウネやってる。
いったいんじゃい!このボケが!と心中叫ぶ。
もうできるだけ痛い思いはしたくないのよー
ようやく刺さったはいいが
右腕の関節なので非常に面倒くさい。
ベッドの向きの都合上
点滴台が左にくる。
布団の上をチューブが大またぎ。
しかも関節を曲げると
液の流入が遮断されるので
腕は伸ばしたままでと指示。
スマホも左手オンリーで至極不便。
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うらめし、点滴。

がしかし、4時過ぎに
なんとなく尿意が、、、、、
久しぶりの尿意。
もしかして、とトイレに座る。
勇気を出して振り絞ろうとする前に
自然落下ではない弾力のある放出感。
おおーーーーー!
キタかーーーー?
残尿痛も薄らいだ感じ。
抗生剤そんなに早く効く?
いかん、喜ぶのはまだ早い。
油断は禁物。
まだまだ様子見ないと。
でも看護師さんが
ここへ来た時より元気そうになったと。 
痛みが減るだけでも楽になるわー

今朝は7時に目が覚めた。
久しぶりに痛みもなく快適な目覚めだった。
 
病院通り8時に朝食。
家族はまだ寝ているので
自分で準備して食べる。
 
今朝は立ち上がった時、
今までで一番楽だった。
体を起こした時の、内臓が落ちる感覚が
あんまりなかった。
 
午前中は本を読んだり、
ネットで排尿障害について調べる。
子宮摘出した人のうち7割はあるらしい。
ご多分にもれず私もだ。
読んでいると私はまだ軽症のほうだった。
症状はというと、
まず、たまった感覚がない。
出す時に、おなかに力を入れられないので
ただ出るのに任せるのみ。
出方もすっきりしない。
チョロチョロ、ダラダラ。
すごい欲求不満…!
最後になるにつれ下腹部(膀胱かなにか)に
鋭い痛み。
「これ、腎盂炎か何かじゃない?」と思うほど。
これが一番きつい。
排尿の恐怖。
出し切った感覚も薄い。
切れ味、わろし。
排尿後、しばらく下腹部がじーんと痛む。
 
2ヶ月~半年で直るらしいが、
日1日とめきめき良くなる感じがなくて
ちょっと憂鬱。
 
昼食には子供たちも起きてきて
作ってくれた。
私はそばから指示。
じゃこチャーハンと冷奴
 
午後は、また読書&転寝。
何もしていないのにあっという間に時間がすぎる。
4時ごろ、子供に夕飯の買出しをお願い。
リストを渡す。
 
私は居間でテレビを見ながら指示。
 
ごはん
鶏の照り焼き
もやしの中華スープ
青梗菜とちくわの和え物
 
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ー本日の体調報告ー
傷の痛みはうっすら弱い生理痛程度。
(下腹部が張ってる感ありあり)
痛み止めは飲んでない。
昨日より腸が動く時の痛みも減った。
動きがフリーズすることは
昨日の半分以下に。
 
行動量としては…
料理の手伝いでそばに立っているとか
物を片付けるとか、
長めの時間、ずっと座っていられるとか
寝てる:動く=8:2 くらいかなぁ…
 
辛い動作
片足立ち(ズボンを履く等)
片尻上げ(トイレで)
ベッドの上り下り
基本的に前かがみは平気だが、
後ろにそらすとか上に手を伸ばす
という動作は気持ち的にまだできず。
 
ブログを読んでいると
腹帯のかわりにサポーター的な
下着をつけたら
随分楽になったとあった。
私の腹帯はサイズが大きくて
もはや用をなしてない。
何か代わりになるようなものを探す。
すると意外にもあった。
腹巻。
冬、娘がおなかをこわしがちで
100均で買ったやつ。
さっそくつけてみる。
腹巻の中にタオルを入れて。
そしてその上に腹帯。
少しはマシになった。
そのうちちゃんとしたサポーター
買おう。

退院と同時に
気温が下がり涼しくなって
とても助かっている。
1日、冷房も扇風機もいらない。
とても快適な気温で
おかげでその分体も楽。
ただし、今日は夜、シャワーしたら
出た時に寒いくらいだった

風呂上がりに夫が言う。
顔が術前より元気そうになった、
若返ったと。
悪いものを取ったおかげか。
なら手術した意味があったな。

風呂場の鏡でおなかの出っ張り具合を
見てみた。
確かに凹んだな。
3分の1くらい。
これから腫れが引いたら
もうちょっと凹むと想定して、、、、
うん、いい感じだ。

毎晩、明日はもっと回復してるだろうと
楽しみに眠りにつくが
本当にメキメキという風には
全然いかないのだな。
1ヶ月間くらいはノロノロ回復かな。
まず明日は、腸が下がる感覚が
更に減ることを望む。

今朝は4時前に下腹痛で目覚めた。
何で痛いのか分からないけど
とりあえずトイレ。
それでも痛みは収まらない。
久しぶりに痛み止めを服用。
それからは収まって再び眠りへ。
毎朝、下腹痛で目が覚める。
退院してからもずっと続くのか…?

次、目が覚めたのは7時
荷物の片づけ。

朝食
食パン2枚 あんずジャムつき
牛乳
ブロッコリーと卵のサラダ
オレンジ
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11時半になってようやく会計できた。
着替えて会計へ行く。
今日は月曜日。
沢山の患者さんがいる。
私服に着替えて部屋を出た瞬間から
世間の目は、もう私を患者とは思わないらしい。
お世話してくれた看護師さんでさえ
そばをすごいスピードで歩いていく。
ましてや、外来の人は更なり。
退院受付に入ると満席。
私のスローモ~な動きを見て
若い女性が席を譲ってくれた。
素直にありがたい。
世の中には普通に見えても
弱者がいることを知る。

昼すぎ、うちに電話をする。
誰も出ない。
ようやく出たらまだ寝てたと。
昨晩、わたしが帰るまでに
掃除をしておくように言っておいたのに。

お昼ごはんを食べる。
ごはん
なめこの味噌汁
豚肉の炒め煮
蒸しナス
水ようかん
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久しぶりの赤だし。
沁みるー

いよいよ出発。
部屋の最終チェックをして出る。
ナースステーションに顔を出して
お礼を言う。
皆、笑顔で送ってくれる。
ちょっと泣ける。
ほんの1週間だったのに
献身的な看護をしてくれたことに
心から感謝する。

帰りは1人で電車のつもりが
術後7日と言ってもまだまだ病人。
朝からの準備だけでも疲れてしまい
もう歩けそうにない。
タクシーに変更。

5分くらいで来た。
久しぶりの娑婆。
暑い。
というか湿気。
タクシーに乗り込むのも一苦労。

にしてもタクシーって揺れる。
道のでこぼこのたびに傷に響く。
結構な試練。

うちに着いたら子供を呼び出す。
荷物を持って上げるのは無理。

1週間ぶりの我が家。
綺麗に掃除してあった。
荷物を片付け即行寝る。
術後7日というの思ったほど元気じゃない。
おなかはコンスタントに痛むし
少し動くとすぐ疲れる。
全くの病人。
動いた方がいいとは分かっていても
つい横になってしまう。
まあ、無理せずにいこう。

子供に買い物をたのむ。
リストを渡す。

今日の夕飯は、私がリモートコントロールで
子供に指示して作ってもらう。
それが、これ。
病院食の真似をしてみました。
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ごはん
煮魚
小松菜の胡麻和え
キャベツとハムのサラダ

サラダは明日の朝の分も作っておく。

子供達の手際が思った以上に良くて
驚く。
これなら安心。

作ったのは子供でも
「お母さんの味だね」と。
久しぶりの母の味だ。
やっとうちに帰った実感。

今晩は、病院の習慣通り
早く寝よう。