その名も”解体屋のベル”
人間の体は機械みたいなもんだ
お前を動かす原動力、いわゆるガソリンに当たるのが
『感情』
好き嫌いや善悪の価値判断・向き不向きのベクトルが大きければ大きいほど、お前の原動力となるだろう
じゃあその身体を支えているものは ?
『ネジ』
無数のネジ
お前の観念や思惟の数だけネジは存在する
その無数のネジで固定されてなきゃお前は簡単に崩れてしまうだろう
じゃあさ、
そのネジってどうやって固定されていると思う ?
そこには目には見えない漠然としたフォースが確実に働いているんだ
それは
それは
『常識』
『モラル』
『固定観念』
その得体の知れないフォースの受け止め方によってネジの締まり具合が決定される
お前のネジは大丈夫か ?
何十年間使ってきたそのネジは錆びてないか ?
ガタがきていないか ?
もしそのネジを確認したいならあいつを呼べ
"解体(ばらし)屋のベル" を
よく「あいつネジはずれてんなぁ」
ってフレーズを耳にする
違うな
あいつらはネジがはずれてるんじゃなくて
お前と違うネジを使ってるだけなんだよ
ベルを呼んだだけなんだよ
ベルはあらゆるネジをばらすことができる
『性別』のネジだって
『国籍』のネジだって
しかも、機嫌がいい時なんて "お前専用の" プレミアムネジだってくれたりするんだ(本当たまにだけど)
今まで色んなネジを使ってる人間を観てきた
超錆びてるネジを使ってるやつもいれば
全くサイズが合ってないネジを使ってるやつもいたし
全くサイズが合ってないネジを使ってるやつもいたし
中にはネジとネギを勘違いして無理やり突っ込んでるやつもいた (笑)
俺はこの前久々にベルを呼んだんだ
今回のネジは俺にとって2番目に大事なネジだった
かなりの大仕事だった
どうにかネジはとれたけど、ベルは機嫌を損ねて新しいネジはくれなかった
え ?
そもそもなんでそんな大事なネジをとろうかと思ったかって ?
ガソリンも変えちゃったから