HEDGE LIFE

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ヘッジファンドトレーダーが注目する情報!!為替・日経のファンダメンタルズ

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●ECB
金利は全て据え置き。その後の記者会見でドラギECB総裁は「政策金利を長期にわたり現行水準かそれ以下にすると予想」「フォワードガイダンスをしっかりと再確認」「必要に応じて断固たる措置を取ることを決意」と発言し、金融緩和に踏み込んだ発言がなかったとしてユーロ買いが優勢に。「SMP(証券市場プログラム)の不胎化措置の停止理由を見出さなかった」「不胎化措置停止のメリットは限られている」として、不胎化措置停止に慎重な見方を示したことも買い材料視され、ユーロは急伸。
「欧州銀14行、LTRO(長期資金供給オペ)借り入れ分114億ユーロを3月12日返済」とヘッドラインで流れましたが、これはユーロの買いの要因で、ユーロは追加緩和か利下げをしない限り、まだまだ上昇しそうですね。


●RBAのスタンス
本日のスティーブンスRBA総裁の注目される発言は「豪ドルは、0.90を上回る水準は依然高水準」「豪ドルについてこれ以上のコメントはない」で、豪ドルは買い戻し優勢。ただいま1豪ドル0.91ドルを超えてきており、200日移動平均線に接近する勢い。IMF line(0.9200より上付近)やまたも200日線でAUDUSDで止めるでしょうか。


●ポンドの利上げか
マーケット関係者の40%が1年以内の実施予想しているようです。
●RBA 据え置きの2.5%
金利は据え置きと発表。stevensRBA総裁は声明で、「豪ドル相場は歴史的に見て依然高水準」と発言していることから、まだ豪ドル高を懸念している模様。RBAのスタンスが変わらない限り、豪ドルの上値は限定的。

●ウクライナ
一部報道で「プーチンロシア大統領は軍事演習中の部隊に基地への帰投を命じた」と伝えています。これを受けて、日経平均は150円程度反発。本日の終値は14721.48円となりました。
●G20
今月22日から2日間、オーストラリアのシドニーで開かれた財務相・中央銀行総裁会議はかなり注目されていましたが、声明文に「5年間で2%の長期目標」と加えられただけで、新興国危機を招いたtaperingに関してはコメントされず、マーケットはほぼ無風でウェリントン市場から始まりました。

●ウクライナ
ウクライナは大統領選前倒しを決定しました。これを受けて、エンドレスだった抗議デモがもうすぐ終焉を迎えるのではないかと言われいます。さらに、ロイターでは、「EUがウクライナへの支援を調整するために、米、日、中、カナダ、トルコと連絡をとった」と伝えており、また「短期資金供給をめぐって、EUが拠出国会議を開く可能性がある」と同ニュースで伝えています。

●上海株下落
大きく下落した背景には、G20で新興国危機に対しての言及がなかったこと、さらにtaperingについてもコメントされず、また新たな新興国危機を招くのではという思惑から上海株式が大幅安。上海株式市場がいち早く反応した背景には「シャドーバンキング問題」もあるのではないかと思います。さらに追い打ちをかけるように、一部報道では「中国興業銀行が不動産の審査基準を厳格化した」ともありました。
●英ポンド 利上げは2015年春から
ウィール英中銀MPC委員は「最初の利上げが2015年春になる可能性が高い」「強い成長が早期利上げを正当化する可能性」と発言。これを受けてポンドは上昇。注意したいのは、このウィール氏はMPCの中で一番タカ派ということです。


●FRBvs新興国
以前IMFの関係者が似たようなことを発言したと思いますが、今週末22-23日に開催されるG20財務相中央銀行総裁会議では、“新興国が米国に対して量的緩和の解消ペースを再検討するよう促すとみられる”と新たにWSJが伝えています。FRBが量的緩和縮小を早まれば、世界経済に混乱を与えかねないと言われていますが、果たして就任初のG20会議に出席するイエレンFRB議長は譲歩するでしょうか。


●日銀 量的緩和はしばらく続く
黒田東彦日銀総裁は「2%の物価実現に向けた道筋は道半ば」「具体的に出口議論をするのは時期尚早」「(量的・質的緩和の出口について)その時点で最適な形を探る」と発言。これを受けて円はやや売り優勢。緩和が始まったばかりの日本に“出口戦略はいつ?”と言われても、日銀の立場からして“量的緩和の追加はしないが、量的緩和はしばらく続く”というスタンスと、今まで積み重なったポジションの巻き戻し(円買い)を恐れているのでしょうか。


●ウクライナ格下げ 
大手格付け会社S&Pがウクライナの格付けを最悪のCCC1ノッチ手前まで格下げし、一部報道ではデフォルトに陥る可能性が高いとのことです。そうなると大量にウクライナの国債を保有しているロシア系の銀行にまで波及する恐れがあります。
●貿易赤字 単月で2兆円越え。1979年以降最大
本日発表された1月の貿易統計速報(通関ベース)によると、2兆7900億円の赤字で、単月では1979年以降では最大で、かつ2兆円を突破。原因は円安で輸入品の価格が上昇しており、4月の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要の高まりで、輸入数量も増加して赤字に拍車を掛けたと言われています。


●中国のPMIは48.5
2月のHSBC製造業PMI(速報値)は市場予想49.5を下回る結果。日経平均はこれを受けて、200円以上値を下げていますが、日経平均が下落した背景には、前回の発表が新興国通貨懸念を呼び起こす原因になったからと言われています。


●FOMC議事録 フォワードガイダンスの修正必要
内容はややタカ派。FRBの実質ゼロ金利について、「来年に入っても当面」続くとの予想を示し、また非常に緩和的な金融政策をしばらく継続するとした金融政策に関するフォワードガイダンスについて、修正が近いうちに必要になるとの見方も示しました。


●英雇用統計 失業率は7.2%
昨日発表された、英失業率は市場予想7.1%より弱い結果となり、フォワードガイダンスの数値目標になっている7.0%から少し遠退く結果となりました。これを受けて昨日の欧州時間はポンド売りが先行。ついでですが、カーニーMPC総裁がインタビューで「今年の英経済成長の主役は企業投資だ」と発言していました。
はじめまして


ファンドトレーダーのhedgelifeと申します


プロフィールにも書きましたが、


こちらのブログでは、私が集めてきた情報を


出来るだけコンパクトにまとめていこうと思います。


それでは、よろしくお願いします。