細川護熙元首相(75)が東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に無所属で立候補する意向を固め、自民党都連が推薦する舛添要一元厚生労働相(65)と対決することになった。細川氏は「脱原発」の主張で一致する小泉純一郎元首相と連携し、原発再稼働を推進する安倍政権に政策転換を迫る世論のうねりを起こすことを狙う。自民党は発信力の衰えない小泉氏が敵方に回り、「情勢は全く読めない」(幹部)と動揺を隠せない。
 「政党色を排し、出馬表明を告示近くまで引っ張るよう小泉氏が細川氏にアドバイスしている」。関係者の一人はこう明かす。郵政民営化を争点に2005年の衆院選で自民党を圧勝させた小泉氏が、今度は都知事選を舞台に、脱原発をテーマに「劇場型政治」を再現しようというわけだ。
 細川氏は公には知事選への対応に言及を控えているが、11日は自らに近い元国会議員らと選挙公約取りまとめ作業を行うなど、着々と準備を進めた。「脱原発実現には世論の力しかない」と訴えてきた小泉氏が出馬を促し、細川氏が応えたという。細川氏は周囲に「脱原発の国民運動を展開したい」と意欲を示しており、週明けにも小泉氏と会談して連携を確認する。
 細川氏擁立には、首相特別補佐として同氏を支えた田中秀征氏ら細川政権ゆかりの元議員に加え、小泉氏に近い中川秀直元自民党幹事長らが動いた。中川氏は昨年末、菅義偉官房長官に細川氏支援で共闘を持ち掛けたが、菅氏は安倍政権の原発政策と相いれないとして即座に断った。
 ◇自民、小泉氏の露出警戒
 かつて除名した舛添氏を「勝ち馬」とみて支援を決めた自民党は、細川・小泉の元首相連合がもたらす突破力を計りかねている。党内には「若い人は細川氏をよく知らない。接戦になっても勝てる」と強気の見方もあるが、「小泉氏が街頭応援に入り、メディアに積極的に露出すれば、小泉氏に一票入れるつもりで細川氏を選ぶ人が続出するのではないか」(閣僚経験者)と警戒する声も出ている。
 安倍政権は脱原発の争点化にも神経をとがらせ、エネルギー政策は国政の課題だとして「国政選挙とは違う」(菅長官)とけん制。森喜朗元首相も10日のテレビ番組で「原発という大事な問題で(地方)選挙を争うのはルール違反だ」と細川、小泉両氏の動きにいら立ちをあらわにした。 
 一方、「30年代の原発稼働ゼロ」を掲げる民主党は、一時傾いていた舛添氏から細川氏支援に急旋回。同党都連は11日、推薦ではなく「勝手連的な支援」に徹する方針を確認。党幹部は「当選させることが何より大事。『民主党の存在感』なんて言っている場合ではない」と語った。(2014/01/11-21:06)

以上 時事通信

細川・小泉連合

安倍自分党の最大の脅威となる
脱原発と打倒中獄は重要な争点

細川護熙元首相

[PR]
 23日告示、2月9日投開票の東京都知事選で、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(75)が10日、無所属で立候補する方向で最終調整に入った。細川氏は周囲に「脱原発を訴えたい。勝ち負けは関係ない」などと立候補の意思を示しており、週明けにも連携を模索する小泉純一郎元首相(72)と会談する見通しだ。

 細川氏に近い複数の関係者によると、同氏はすでに都内に事務所を手配した。細川氏は、都知事選に向けた公約作りの詰めの作業を今週末に行って、「政策や世論の動向などを見極めたうえで、立候補を最終判断する」(関係者)としている。細川氏は「脱原発」を掲げるほか、省エネのモデルケースとなる東京都の街づくりや、社会福祉の充実なども公約に盛り込むという。

 細川氏は、「脱原発」を掲げる小泉氏と連携することで、幅広い支持を得たい考えだ。小泉氏に近い関係者によると、細川、小泉両氏は昨年末に会談し、細川氏の立候補の可能性について意見交換し、小泉氏が立候補を勧めたという。

以上 朝日新聞


小泉 始動す
アフリカ歴訪中の中国の王毅ワンイー外相は中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラの取材に応じ、安倍首相の靖国神社参拝について、「中国人民ばかりか、国際社会も受け入れられない」と批判した。


 中国外務省が9日、発言内容を発表した。各国に駐在する中国の大使も記者会見や現地メディアへの寄稿で日本を批判、世界規模の宣伝戦を繰り広げている。

 エジプト訪問中の張明外務次官も8日、1943年に米英中の3首脳が台湾などの返還を日本に求めた「カイロ宣言」を発表したホテルで記者会見し、参拝は同宣言と45年に日本が受諾した「ポツダム宣言」が定めた戦後の国際秩序に「公然と挑戦するものだ」と主張した。

 王氏らの日本批判は、安倍首相が9日から中東・アフリカ歴訪を開始したのに先立ち、同地域で中国に有利な世論を誘導する狙いがある。

 また、ニューヨークの国連本部では中国の劉結一・国連大使が8日、記者団に「安倍首相が誤った歴史観を正すよう国際社会は警告すべきだ」と述べ、各国に協調を呼びかけた。

 これに対し、日本の吉川元偉国連大使は同日、安倍首相の靖国神社参拝は「軍国主義を称賛するものでは決してない」と説明する文書を現地で発表。先月26日の首相談話「恒久平和への誓い」の英訳も添えて反論した。

(2014年1月9日21時00分 読売新聞)

共産国際テロリストども
しばらくはハエのように騒ぐだろう

細川元総理の動向次第で
都知事選の方が面白くなりそう