嵐が丘を読んだことがないけど「謎解き」本が面白かったので探して借りてみた

 

とても少ない場面展開で

 

とても少ない登場人物で

 

2世代にわたる物語

 

作者の仕込んだ謎が

 

とても深くて

 

「普通に読んだらわからない」

 

と思った。

 

結構な長編小説のようなので、

 

今度、本編を借りて読んでみようと思う。

 

予約が入っていて延長できずに、

 

読了できなかったことが心残り。

 

本編を読んだらもう一回読みたい。

 

目次

第1章 序説―『嵐が丘』の謎はどこから生じてくるのか
第2章 「許されざる者」とは誰か―『嵐が丘』の神学的解釈
第3章 ヒースクリフは何者か―「分身」のテーマの変容
第4章 時間の秘密―年代記を解読する
第5章 空間に埋め込まれた秘密―イメジャリーを解読する
第6章 隠された会話―ある劇的瞬間
第7章 第二世代物語論(一)―鏡の世界
第8章 第二世代物語論(二)―ファンタジーとしての『嵐が丘』
第9章 『嵐が丘』の起源―新・旧「伝説」をめぐって
第10章 『嵐が丘』のトポス―「荒野」物語についての比較文学的考察