恋をした。

相手は同じ学年で、同じ部活の同級生。

活発でボーイッシュな笑顔が凄く似合う女の子。

しかし、同じクラスにはなった事がない


今年で高校も卒業。

たぶん、高校を卒業したらもう一生会えない気がした。


部活中はたまに喋るくらい

いつも見ているだけだった。


この前、少し早い地元のお祭りがあった。
友達と行っていたのだがうっかり自分だけはぐれてしまった・・・

そこで、ばったり浴衣姿のあの子に遭遇!
神様ありがとう!!!

どうやら、その子も友達とはぐれたと言っていた。

部活中とは違う浴衣姿に緊張しかしない。

少し喋っていると、ケータイに友達から『すまん、帰った』とのメール

と、同時にその子にも電話が。

急用で一緒に来ていた子が帰ってしまったのだとか・・・



神様、本当にありがとう。今度おさい銭に500円いれます。

『私達も帰ろうか』
と、その子

『せっかく来たんだし、もう少し遊んでいこうよ』
と、必死な俺。

結局、それから1時間ぐらい喋りながらブラブラ。

そろそろ夜も遅いし帰ろうか・・・

そう言いながら寂しそうな顔をしていた


気がする(自分補正)

地元は田舎でまわりは真っ暗。

送っていくよ、と僕。





『大丈夫だよ。ありがとう。』

「・・・」

『どうしたの?』








「好きです(ボソッ)」

『え?』

「〇〇ちゃんの事が好きなんです!!!」
「一目見た時から!今、伝えないともう伝えられないかもしれないから、今、僕の気持ちを伝えます!!!」

『』ポカーン

「」(やべぇ、思わず言っちゃった。ポカーンてしてる。ポカーンて!!)


短い沈黙の後、彼女は黙って僕の大好きな笑顔で照れ臭そうに

『じゃあ・・・家まで送ってってもらおうかな』

と、僕の手を握ってきた。










そんな事を『涼風』を読みながら妄想していた夏の夜。


糸冬

昨日は雨だった。

いつものように自転車で仕事に向かう。

10分程走り、足はびしょびしょで軽くテンションが下がるが、そうも言っていられない。

信号で待っているとちょうど道の反対側に幼稚園児だろうか。
何人かが保育士さん達と楽しそうに話している。

あぁいう子をみるとやはり癒されるなぁと。

ロリコンでない事だけは今、否定しておこう。

みていると、園児が一人こちらに手を振っている。

見知らぬ人に手を振っては危ないぞ。
子供達よ。

もし、僕が本当のロリコンさんだったらどうするつもりだ。

とか、考えていると僕の横にいた女性が手を振っていた。

あぁ、この女性の子供か。

少し残念な気持ちに浸っていると、その子がこちらに向かって走ってきた。

あぁ、青に変わったか。

信号を見るとまだ赤だ。

左からはもう黄色になっている所にトラックが猛スピードで突っ込んでくる。


考えるより、先に体が動いていた。いや、自転車か。

目の前から走って来る子を右腕でしっかり捕らえそのまま前に直進。

と、同時に体が少し宙をまった

たぶん、自転車の後輪部分とトラックが接触したのだろう。

たぶん、と言ったのは記憶が曖昧だからである。

最後の記憶は宙をまいながらもその子をしっかりと抱きしめた記憶である。




そして今は病気のベッドにいる。

先ほど、ある親子が見舞いにきてくれた。


子供は元気に笑っている。








そんな妄想を寝る前にしていた。


糸冬
今日、新人歓迎会がありました。

新人はやはり可愛いげがありますね!

で、そんな中。

可愛い子もいるわけだ。


いや、新人の子じゃないんですけどね。


まぁ、昔から可愛いなと思っていた子。

やっぱり、酔わせてみたいじゃない?


酔わせてみた。






目がトローンとしてる女の子っていいよね!!

寝そうになってる所で、足をさすってみた!


びくんってしてた


凄い可愛いんですけど。


もぉ~

とか、凄い可愛いんですけど!


その後も足をさすさす


たまに、小さい声で

んっ



俺『ハァハァハァ』


あとは、2人でこっそり抜け出して・・・






って妄想で今日は満足した。


糸冬