伊藤美誠選手が見事優勝し、代表のキップ(内定)を獲得しました。
第1ステージの10人総当たり戦では、8勝1敗。
第1ステージの上位者で戦った第2ステージのリーグ戦では、7勝2敗。
勝敗では森さくら選手と同じなのですが、直接対決で勝っている伊藤選手が1位になりました。
(写真は ITTF より)
世界ジュニア選手権は、12月1日~8日、モロッコで開催されます。
(大会ロゴ ITTF のサイトから)
団体戦、男女シングルス、男女ダブルス、ミックスダブルスがあり、
アジアからは男女それぞれ5チームが出場します。全体では20チーム。
団体戦1チームは4名。ということで、伊藤選手以外に監督推薦枠が3名あります。
個人戦シングルスの出場者は、団体戦出場国の枠が4名ずつ、主催国追加2名、
9月のアンダー18世界ランキングの上位14名、あわせて96名になります。
ダブルスの選手は、同じ連盟同士で、団体戦とシングルスの出場者の中からペアを組みますが、
ミックスダブルスは、連盟が違っていてもよいようです。
大会概要で目を引いたのは、ドーピング検査です。
ラケットコントロール同様、ドーピング検査があるのは当然なんですが、
検査には所属連盟の18歳以上の付き添いが必要、となっているんです。
アスリートはだいたいみんなしっかりしているし、
高校生ともなれば理解力も判断力もありそうなもんですが、
国際的には、18歳未満は未成年。
未成年は、自分一人で判断することができない立場だということなんですね。