香港ジュニア&カデットオープンがはじまっていますが、
その前に、先日の韓国ジュニア&カデットオープンの結果を見ておきましょう。
まずは、団体戦から。
<ジュニア男子 団体戦>
予選を2位で通過した日本Bチーム(硴塚将人、宮崎友、緒方遼太郎)、
残念ながら、準々決勝で韓国チームに敗れてしまいました。
(日本Aチームは予選敗退です)
<カデット男子 団体>
日本Aチーム(金光宏暢、浅津碧利)、準決勝でチャイニーズタイペイに敗れて3位。
<ジュニア男子 団体>
Aチーム、Bチームともに予選を勝ち上がり、
本選では、準々決勝でBチーム(石川梨良、森田彩音、加藤結有子、竹内嘉菜)が
韓国チームと対戦して敗退。
でも、そこを勝ち上がったAチーム(浜本由惟、加藤美優、平野美宇)が、
準決勝・決勝でも韓国チームと当りましたがそれぞれ勝って、優勝です!
<カデット女子 団体> には、日本選手は出ていません。
個人戦はというと、こちらも女子が大活躍です。
<ジュニア男子シングルス>
予選を通過した選手たち、健闘むなしく、第1回戦敗退です。
(出雲卓斗、宇田幸矢、硴塚将人、緒方遼太郎、龍崎東寅、木造勇人)
木造選手以外は、ランキングが下の選手と当ったんですが、
誰も残れなかったのは残念ですね。
<カデット男子シングルス>
浅津碧利選手、出雲卓斗選手が準々決勝で敗退。
<ジュニア女子シングルス>
加藤美優選手を筆頭に、6選手が予選を通過。
不戦勝の加藤美優選手、平野美宇選手のほかに、
石川梨良選手(4-3)、、浜本由惟選手(4-1) が1回戦勝利。
2回戦では、加藤美優選手(4-1)、平野美宇選手(4-0)、浜本由惟選手(4-1) で勝利。
続く準々決勝で、平野美羽選手と浜本由惟選手が当たってしまい、
浜本選手が 4-1 で、加藤美優選手(4-1)と準決勝へ。
それぞれが韓国選手を下して、決勝対決!
日本選手同士の決勝対決は、わくわくしますよね。
(その場で見られない試合でも、やっぱりうれしい)
加藤美優選手 vs 濱本由惟選手 3-4 (11-4、11-9、8-11、4-11、1-11、12-10、1-11)
第5ゲームは加藤選手の意地が感じられますが、そこで力尽きちゃったかな。
<カデット女子シングルス>
こちらは、竹内嘉菜選手、加藤結有子選手、平野美宇選手が本戦に。
順調に決勝まで勝ち上がった平野美宇選手が、
韓国選手を3-2で破って優勝!
(11-5、11-8、7-11、7-11、11-1)
トップシードだった平野選手の優勝は、ITTF の記事でも「予想通り」と評されていますが、
対戦相手の Kang Gayun 選手は、ランキングがありません。
準決勝で同じ韓国の第9シード Kim Jiho 選手を3-1で破って周囲を驚かせた選手。
「Kang Gayun 選手については何も情報がありませんでした。
バックハンドが私より強いので、動いてフォアで打つようにしました。
彼女のバックハンドはかなり回転がかかっていたので、ブロックも難しかったです。」
と、平野選手はインタビューで語っています。
おまけ
ITTF の Global Junior のセクションは、メインページとヘッディングの写真がちがいます。
最初に出てくる右端に、丹羽孝希選手がいます。
世界ジュニアで優勝してるし、
国際的には、まだジュニアでの活躍のほうが知られているんでしょうか。
同様に、後の方には石川佳純選手も写真がたくさん出てきます。