~蒼紅炎~ (葬恍宴)
愛しい姿を残す音
滑る記憶を顧みて。。
年に一度の夏の夜
桐の四角に沈めた鈴を
風に曝して刻を待つ。。
解けぬ帯ほど身に堪え
溶けぬ氷は焼けつく程に。。
さぁもう少し
後もう少し。。
あの日の姿で微笑う人
蒼火と共に傍らへ。。
愛しい姿を醒ます音
あなたの白い身の欠片。。
年に一度の夏の夜
亡骸細工の風鈴を
風に揺らせて時を乞う。。
明けぬ夜など無いのなら
開かずの時に留まる私。。
さぁもう少し
後もう少し。。
私の永久の想い人
紅火と共に傍らへ。。
あなたの冷たく凍る肌
熱を持てないサダメなら
私が冷えて行けばいい。。
あなたと私はそうやって
季節を越えて彷徨いましょう
あなたと私はこうやって
刹那を呑んで。。
スベテを消して。。
抱いて抱かれて。。
咲き散りましょう。。
果て咲きましょう。。