今日は、朝から 晴れ でとても暑い日でした。


いつもどおり しっぽフリフリ の散歩をすませてから


我が家に戻ってくると家の中が騒々しいのです。


なんだろうと思って中に入ると姑が テレビ を見ていました。


なんとそのボリュームが 22 でした。


いつもだとボリュームは、11で見ていますから


かなり大きい音でした。


音が大きいと余計に暑く感じてしまって


つい怒鳴ってしまいました。


「婆ちゃん!補聴器はつけてないの?」


「・・・・・・」


私が、大きな声で聞いたものだから


姑は、しぶしぶ補聴器  耳をつけてきました。


以前補聴器を24万円もして買った!


と自慢していたのに・・・


つけていないと意味がないじゃないの!


あああああああ~また姑に対してイライラしてしまいました。


こんな自分をどうすれば抑えられるの?


自分でも情けないくらいに姑に対して敵意をもってしまいます。


気分を入れ替えてみんなで買い物にでも


行ってみようかしら?


そう思ったら早速お嫁さんに頼んでみました。


お嫁さんは、気持ちよく OK してくれました。


うちからは、少し遠いショッピングセンターへ行く事にしました。車


姑と私とお嫁さんとりくちゃんとで出かける事にしました。


姑は、足が悪いのですが出かける事は大好きなんです。


お嫁さん達とは、行動を別にして


私は姑と一緒に歩く事にしました。


姑は、足が悪いので私につかまって歩いています。


私は、自分の洋服と靴が見たいのでそこへ行きました。


姑は、私のそばにぴったりとくっついて


「いいのがあったら買ってあげるから~」


と言うのです。


私は、嬉しくなって自分がほしいのを探しました。


でもなかなか気に入ったのが見つかりません。


姑は、色々見つけては、私にあいそうなのを選んでくれるのですが、


なにしろ83歳の姑が選ぶものは、好みが違うのです。


そばにいてあれこれ言われるとゆっくりみられないので


姑を一旦椅子に座らせておいて


私は、ゆっくりと洋服を選んでいました。


それから靴売り場には、姑と一緒に行きました。


今まで家にいて姑の事がうっとおしくて仕方がなかったのに


今は、こうして一緒に買い物に来てほしい物を


選んでいるのかと思うとなんだか不思議な感じがしました。


外へ出るということは、気分をかえることができて


気持ちがすがすがしく感じてしまったのです。


姑が、なんだか愛しくなってきて


元気なうちにいろんな親孝行をしてあげよう。


と言う気持ちになってきたのです。


自分の親は、早くに亡くなってしまったけど


まだこうして親孝行する親がいるというのは


いいもんです。


お昼ごはんは、りくちゃんとお嫁さんと一緒に食べました。


みんなでお買い物もたまには、いいですね。


お嫁さんに連れて行ってもらって感謝です。


姑があと何日我が家にいるのかわかりませんが、


うちにいる間は、なるべく我慢・・・・


いや親孝行をしなければ・・・


と思いました。