新幹線の台車に亀裂が・・・。

信じられない事故?

TVでは、日本の技術力の低下ではなどなど、議論などされている。

現場の班長の一存で行われたとされるこの問題は、川崎重工に限らず、日本全体で起きている。

建設業はもうめちゃくちゃで、欠陥住宅からマンションまで、幅広い施工不良が露出しだしていあるが、これは氷山の一角でしかない。

今後、次から次へと出てくるぞ!施工不良・手抜き工事・・・。

何故なら、その現場を観ていたから。

いちを書いておくが、おかしいと感じれば監督には伝える。

しかし、簡単に言うと無視、放置でそのまま進むのが現状だった。

約2年で、2~30件ほど回ったが、ほぼこんな感じだった。

 

で、こうなる原因。

まず、工期が短すぎる。

コストダウンで工期を短くする。

これは、人件費を削減して、利益増するしかない。

なぜなら、元受業者は自分の取り分をゴッソリ先取りし、余りを下請け業者で分ける感じだが、下請け→孫請け→ひ孫請けなど、どんどん立場の弱い業者に仕事を押し付けるので、職人?の手元には労働力に見合わない金額しか入らない。

なので、やる気も気力もない人々の集まりは、その場しのぎの仕事しかしない。

自分達の都合しか考えず、工程無視で進む現場。

人不足で、素人の作業員が施工するため、危険極まりない現場となり、報告できない事故も多く発生している。

自分の場合は、半年で6階建て病院をほぼ一人でやらされた。

当時もそうだが、いまでも本当に大丈夫?と思う。

しかし、当時はやるしかなかったし、意外とできてしまうので、自分の能力の髙さを賛美したい。

が、しかし、怪しい部分も無い事は無い。

なぜなら、素人だから。

いちを色々聞きながら施工はしたが、いい加減な時もちゃんとあったし、ごまかしもあった。

で、管理者達は、これをみても余程でなければ目をつぶり、発覚すると、当然施工者の責任にする。

自分のいた会社は、社長含め3人で回していたが、でたらめな言い分で丸め込まれながら、仕事をしていたし、信頼、信用もできない、今、思えばアホな人間だったんだなぁ~と、思える。

それもこれも、過酷な現場で、精神的負荷が思考を狂わせているとしか思えない。

最近問題の「あおり運転」に近い、不道徳な「思考」は、多くの人々に感染しつつある。

それもこれも、人としての道徳的な考え方、言葉使い、行動を大人が見せないからだ。

と言うか、大人のフリした子供たちが子供を育てているのだから、仕方ないのかもしれない。

だから、これからもっとひどい状況になっていくと、予想して生きていかない。

もうこの世の中に「普通」とか「常識」は通用しない。

非常識がどれだけ自分達の首を絞めるか分かるまで、この状況は続くのだろうか?(怖い)

それとも、これを抑圧(?)できる人間が現れてくれることを期待するのか?

そんな問題をこれらの事件事故は、表しているのではないだろうか?