齢50を超えてそろそろ人生も終盤が近いかなーなんて思う今日この頃。親父もお袋も相次いで亡くなって、世の中の「世代別」って言うときに、自分はかなり上の世代に来てるわけで、それならそろそろ自分の人生の総括とかに入っても良いかな。っていうことで、子供の頃から順を追って総括していこうと思う。いつまで掛かるかわからないけど。

子供の頃を思い出すと辛い思い出ばかりだった。いわゆる いじめられっ子だったから。「いわゆる」じゃないな。本当に模範的なイジメられっ子の優等生で、「世界イジメられっ子選手権」とか有ったら優勝してたかもしれないよ。

逆側の話をすると、一口にイジメっ子といっても色んな種類が有るわけで。弱者を徹底的に貶める血も涙も無い鬼畜のような奴もいるけど、実はこういうのは少数派じゃないかな・・・って自分は経験上、思う。
ほとんどの奴は「イジメ」と「イジメられ」の要素を両方持っていて、相手によってその役割が定まるわけで。更にイジメる奴だって、そいつがイジメてる相手のことをキライなわけではなくて、実は仲良くしたい時もあってね。

俺が印象的なのは、仮にAとBと2人の友人がいた時に。俺がAと2人でいるときや 俺がBと2人でいるときは、とても良い奴なんだよね。AもBも。でも AとBと俺の3人になると、AとBがタッグを組んで俺をイジメてくるわけよ。楽しそうに。何なんだろうな、この感覚は。

で、イジメられっ子側の話だけど、こっちも色んな種類が有るよ。
好感が持てるのは、イジメっ子に対して歯向かうんだけど、すぐにやられちゃう奴ね。小柄な力の弱い奴が多いなー。結構威勢が良くて喜怒哀楽も豊富だけど、イジられキャラだったりする。

それと、イジメ側とイジメられ側のボーダーライン近くにいる奴ね。この前までイジメる側だったのに、ちょっとしたキッカケでイジメられる側に来てしまった奴。可哀そうにねー。でもこういう奴はいつか川を越えて向こう岸に行こうと作戦を練っていたりする。

で、最後に俺みたいな奴。箸にも棒にもかからない奴。なんていうのかな、人を傷つけることが嫌だったんだよね。たとえ俺を叩いたり蹴ったりして危害を加えた奴でも、仕返しでそいつを叩くことが嫌だった。
体は大きい方だった。力も強かったと思う。腕相撲でもけっこう勝っていたから。でも人を傷つける事が出来なかったんだ。
勉強だって出来たよ。自慢にもならないけど。クラスで、ほぼ1番を独占していたからね。でも関係ないんだな。
人を傷つける事は、自分を傷つけることのように感じてた。
この感情は中学2年の頃まで続いたね。

その後(中学2年以降)、相手を攻撃することの密かな楽しみ(攻撃的な喜び)みたいな感情が、初めて生まれてきたのを覚えている。※これは機会が有ったら書こうと思う。
いずれにせよ、それまでは人を攻撃するなんて出来なかったわけで、これはイジメっ子からしてみれば格好の獲物だよ。

クラスに何人かイジメられる常連の子がいたけど、そういう子たちも必ず年に1回、あるいは数年に1回くらいは「発狂」する時が有った。あまりのイジメに堪忍袋の緒が切れる時だね。
大声上げて泣き叫んで両手振り上げて、イジメっ子に対して滅茶苦茶な反撃に出ること。追っかけまわしてパンチとキックの連打を浴びせる。これをやると、イジメ側も「こいつ危ねえ・・・」ってなって、しばらくはイジメもしなくなるんだけど。

俺はこれが無かった。1度も。出来なかった。
「発狂」した友人を見て、心の底で称賛を送っていた。ああ、俺もこうなれたらいいのに…って。
中学は1クラスが42〜43人くらい。1学年に6クラスあるから、1学年で生徒が約250人。
カースト制度ってあるよね。インドじゃないよ。学校の生徒の中で。俺は間違いなく最下層の底辺だったね。同学年の生徒の間で、俺の尊厳は間違いなく250番目だった。

・・・取り敢えず 今日はここまでね。

 

〜この項 不定期でつづく〜