96 ピッグ🐽

当初予定通り自分用にしました


徳島に波がなかったので高知の県境まで行ってきました

実に五年ぶり

やっぱりまあまあ遠く往復520キロ

でもサーフィンできて良かった



このボード今までで最速カモ🦆しれません👀



と言っても自分で作って自分で乗るのはかなり久しぶりなので、このボードだけが良いとはならなくて

自分で言うのは変ですが、

やはり、過去より進化してきたのだと実感しました


みなさんはサーフボードのどこをどう削れば良くなるとかわかりますか?



ここね、結論から言うと私もわかりませんが正解かもしれません



要所要所のポイントは理解していて、理論に基づき削るのは言うまでもありませんが

ただ、それを超えた性能の事になります



日々、シェイプしていて

その削り方って、シェイパー毎に自分のパターンがあって、同じ削り方になるんです

アウトライン、ワイド、長さはそれぞれ違えど

ボトムやデッキシェイプのパターン、これはタイプにより削り方は決まってきます

コンケーブやハル等のタイプを言います




つまり、んー

他人は知りませんが、私は同じ削り方をすれば

ほとんど同じシェイプをすることが可能なんです


それはなぜか


レールバンドと呼ばれるカンナで削る幅や寸法を全て記録しているんです

残すレールにする前の厚みもそうです


感覚でバンバン削りません


その数値で再び削れば同じシェイプができるのです

数値ありきですから気分や体調に左右される事はほぼありません

ゆえに同じシェイプを可能としています


ただ、年代ごとにレールやデッキのボリュームは変化させてきています

それは、より良いモノをと進化させたいからに他ないからです




何が言いたいかと言うと、

このボードは過去最速であった

このボードも含め、近年のシェイプはほとんどが過去最速であったに違いないと言う事です




シェイプにまぐれはありません




それはなぜか



感覚にだけ頼って削っていないからです

数値と確かな目

そして自分の動き、力の加減

全て一定

ペーパーでささっと撫でたくらいでは何も変わりません

全体的な構造を一定に作っています



だからまぐれはないのです




普通は感覚にだけ頼って削って、偶然良かった

だから奇跡のボード

大阪弁で言う当てもん

くじ引き

だからマジックボードと呼ばれたのです



しかし、数値と言う定量的な基準に基づいて削ればそれは奇跡でもなんでもない


そして、使う人に合わせて削るという事をプラスすればそれは違った意味のマジックボードと言う名前になります




今日、ニューボードを乗ってみて

変えるところはない

というほどでした



次はまた違う波で試してみたいと思います


少しサーフィンの楽しさを見直した一日でした