宏志塾塾長、渡辺宏志であります❗
日々の練習に於て、よく『稽古』と謂う言葉が使われます。稽古の“稽”の字には「考える」と謂う意味が有るのだそうです。「古(いにしえ)を考(稽)える」と書いて『稽古』と読む。レスリングは“人類最古のスポーツ”と謂われるだけあって、何千年もの歴史が有り、プロ化されてからだって200年近くが経ちます。現代に生きる我々は、先人達が血と汗を流し乍熟考し、伝え遺して来たものを受け継ぎ、それを“考(稽)える”と謂う作業をする。然し、徒に古いものに染まるのではなく、古(いにしえ)から伝わるものを受け継ぎ乍も、現代に合ったものにカスタマイズさせて行く。是、即ち『稽古』と謂う訳であります。
現在、我がプロレスリングHEAT-UP には4人の練習生が在籍しています。我々が諸先輩方から受け継いで来たものを、更に彼等が受け継ぎ、彼等が活躍する時代に合ったものに進化・発展させてくれる事を期待する次第であります。