慌ただしいランチ & ガレット・デ・ロワの思い出 @ ル パン ドゥ ジョエル・ロブション | オンナひとり気まま日記

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大好きなラグジュアリーホテルや、外で見つけた美味しいものの話がメインです。日々の徒然の他、脱線話も色々。

今日は、客先訪問からもどってすぐに社内会議の予定のため、ランチは手早く済ませよう。
というわけで、電車から降りたついでに、渋谷ヒカリエ地下のジョエル・ロブションのブーランジェリーへ。


うーむ、ここはサンドイッチの種類がないんだな…。ハムとチーズのカスクートみたいなのが2種類くらい。


甘いものは好きだが、食事替わりに甘いパンはあまり食べたくない人なので、選択肢は多分このあたり。
キッシュとか、クロックムッシュ、クロックマダムに、ミートパイなど。


結局、クロックマダムを買って、同じフロアのテーブルでささっと食べることに。ホットコーヒーも売っていたので、一緒に頂きます。


卵とハム、ベシャメルソースがたっぷり、こういうの、定番だけど飽きない大好物。

ここ、イートインスペースがないのは、仕方ないけど、せめて店頭で温めてくれるサービスがあれば言うことないのだけどね。ぜったい、温かい方がこれは美味しいし。

ところで、近年は結構あちこちで見かけるガレット・デ・ロワ、1月6日の主顕節のお菓子ですが、1月一杯はプロモーションするのかしら。


クリスマスやバレンタインは言うに及ばず、本来はキリスト教由来の記念日はことごとく製菓業界のビジネスチャンスになるようでして。
まあ、美味しくて楽しけりゃいいや、ってのも、八百万の神の国、日本らしいかなと思いますが。

それにしても、ガレット・デ・ロワって、いつ初めて知ったのかなあと記憶をたどったところ、この本がきっかけでした。

世界のおかし作り―ミニレディ百科 (小学館ミニレディー百科シリーズ 17)

小学生時代、夢中になった今田美奈子先生の本。少女マンガちっくなイラストでいかにも子供向けですが、載っているお菓子はどれも本格派。

ガレット・デ・ロワだけでなく、アップルシュトゥルーデル、ツガーキルシュトルテまで、全てこの本で教えてもらいましたっけ。

あの頃はネットで調べものなんてできなかったし、関西の僻地住まいだったから、自分でレシピを元に頑張らない限り、どんな味か想像もつかなかったな。
(母は作ってくれなかったw)

今は大人になって、東京にも住んで、色んなものが手の届く距離にあるけど、憧れが育ててくれる想像力ってのは、また貴重な少女時代の財産だったね、今に思えば。

…さ、仕事だ仕事!