これから何を伝えていくんだろうって
ワクワクしています。
今まで出会ったすべての方たち、
起こったすべての出来事、
感情も思考もすべてに
愛と感謝を込めて。
ありがとうございます。
またいつかブログを書きたくなったら、
ページを開きたいと思います。
これから何を伝えていくんだろうって
ワクワクしています。
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感情も思考もすべてに
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妹は、祖母とたくさんの思い出を共有していたようだ。
2012年5月21日、世間は金環食当日とういことで、賑わっていた。
我が家は、その日が祖母のお葬式となった。
太陽と月が抱き合う日、
祖母は、天国にいる祖父のもとへと旅立った。
金環食が見られると言われていた午前7時20分~
わたしは、棺の中でもう目を覚ますことのない祖母を前に
手を合わせていた。なぜか、そうしたくなったから。
話をもどすと、
妹はここ数年の祖母のことをよく知っていた。
年に数回しか実家に帰らないわたしに比べて、
妹はことあるごとに、帰っていたからだ。
隣町に祖母の友人がいる、
「お互い年をとってなかなか動けんから、
もう会えんかもしれん。」
祖母はよくそう語っていた。
だから妹は祖母を車に乗せて、
その友人のところまで連れて行ったことがあるそうだ。
二人の再会を、妹は見ることができたんだ。。。
祖母は、
マダムジュジュという化粧品を愛用していたらしい。
それが無くなりそうだから買ってきてほしいと
妹に頼んだことがあるそうだ。
祖母は、俳句が趣味だった。
俳句を書くときに使っていた、季語の本と植物の本
がある。
その2冊のことも妹はよく知っていた。
お葬式が終わって数日たったとき
妹が携帯で撮った祖母の写真を見せてくれた。
わたしの知らない祖母のいろんな顔があった。
上のエピソードもお葬式の後に妹が教えてくれたことだ。
実家にいる祖母と最後に会話したのは、
去年の秋。そのとき、祖母は真珠のピアスをわたしにくれた。
秘密のプレゼントを渡すような、祖母の顔は笑顔だった。
その様子を見ていた父は、
「もらった日付を書いちょきない」
と言った。ふだんは聞き流す父の言葉も、その時はああそうだなと思い、
わたしはもらったピアスの箱に日付を記した。
その後は、入院したので、ベッドの上での対面となった。
そうだ、お正月に帰ったときに、わたしは珍しく祖母にお願いをした。
「ばあちゃん、わたしに俳句を作ってよ」
病院のベッドの上で、祖母はわたしに向けて俳句を作ってくれた。
その句が書いてあるノートの1ページをもらいたかったけれど、
結局言い出せず、その句を携帯の写メで撮らせてもらった。
その後会ったのは、4月。病院。
そして、5月は病院に何度も通った。
お通夜の日は、関東に住むいとこも帰ってきた。
久しぶりに、いとこが集まった。
その関東のいとこは、2時間程度いただろうか、
事情によりその日のうちに、とんぼ帰りをした。
ほんのつかの間、数人のいとこが我が家にそろっていた。
「みんなで写真を撮ればよかったね~」
あとで親戚の叔母がつぶやいたのが聞こえた。
小さいころの家族や親戚一同の写真はあるのに、
最近の集合写真は、無い。
小さいころよく会っていた、近所の方たち。
親戚の方たち。
祖母が引き寄せてくれた、たくさんの人々。
5月は、わたしも時間があったから、
たくさんの時間を実家で過ごすことができてよかったよ。
つかの間の家族親戚の集まりは、今振り返れば、
小さいころに戻ったみたいで、幸せな時間だったよ。
去年の夏に、妹と祖母が一緒に整理したという大量の写真も
見せてもらった。
小さい子どもを抱える若き日の祖父と祖母の笑顔が、そこにはあった。
今は、天国で二人でこうやって笑ってるね。
ばあちゃんとの思い出、わたしにもいっぱいあるよ。
この調子だと、今回のブログが終わりそうにないから、
そろそろ終わりにしよう。
今年のお正月に祖母が作ってくれた俳句は、
その時がきたら、ブログに書こうかな。
ばあちゃんの願い、叶えるよ。
ばあちゃん、ありがとう。
逢花打花
~花に逢えば、花を打つ(花に逢ったら、花を見る)
一つのことに集中する意
昨日、本棚の整理をしていたら、ふと目に留まる一冊がありました。
平成19年(2007年)のPHP。
表紙のタイトルは、「道は必ずひらける!」でした。
その本は、ある方からいただいたものです。とても大切な本。
でもその本を手に取った瞬間のわたしは、そのことをあまり思い出すこともなく
ページをめくりました。
すると中から、一枚の紙がでてきました。
その紙は新聞が雑誌のコピーで、
「ストレスは上手に解消しましょう」
というタイトルでした。
その記事を読みなおしてみようと思ったとき、
わたしの目線は、文章ではなく、記事のレイアウトにいっていました。
あっ、この新聞はもしかして。。。
このレイアウトは、確かに見覚えがある。。。
あっ、やっぱり!!
紙の端にひらがなで、「みやざき」とありました。
そう、本の間からでてきた紙は、みやざき中央新聞のコピーでした!!
(この新聞は、今のわたしには、とても大切なものです)
その本もコピーも、ある方からいただいたものです。
「上にたつ人は、人の痛みがわかる人です。」
この本と紙をくださったとき、その方は言われました。
それは、わたしが以前勤めていた職場の、M教頭先生。(いまは、M校長先生ですね)
本当にいろんなことが重なって、倒れたわたしにM教頭先生は、
「道は必ずひらける!」というタイトルのPHPの本と、
「ストレスは上手に解消しましょう」というタイトルのみやざき中央新聞のコピーを
くださったのでした。
もちろん、当事のわたしはみやざき中央新聞をまだ知りません。
そのときのわたしは、疲れきっていて、文字を追う気力もありませんでした。
でも、この本と記事の言葉はスッと頭に入っていた記憶があります。
なんとも不思議な縁を感じました。
あのとき、最後までわたしの話を聞いてくださったM教頭先生、
最近お会いしていません。
いかがお過ごしですか。。。
「わたしのことはいいから、あなたは自分の信じた道をいきなさい」
その言葉が今もこころの残っています。
本当にありがとうございます。
わたしも、誰かのために生きる道を選んで進んでいきます。
上手く言えないけれど、この本と紙に再会したことで、
わたしの中の何かが許された気持ちになりました。
過去に感謝。
たくさんの人にであい、支えられ、わたしは今日も生きている、
生かされている。
5月5日のスーパームーン