ロックペグですが、皆さんどの様にしてますかね?
諸説あるかと思いますが私の経験上のお話をしますね。
今回ポジションマーク浮き修理でのレスポールにはロックペグが付いていました、裏でダイヤルを回すタイプね、でも、ポストには通常タイプ位弦が巻かれていたのです。
私のやり方考え方を話します


よく見かけるのはロックペグでの交換時ポスト穴に対して真っ直ぐ弦を入れてますね、この状態でロックし巻き上げてますが、このやり方は私はやりません。
巻き上げたとき弦はポスト穴に対して鋭角的にトルクがかかります、これが弦の負担となり切れの原因となるからですね。


締める時よりも緩めるときに、切れるのは
鋭角的に折れ曲がり金属疲労している弦がそれまでにかかっていたトルクを解放する事で縮む為です。
細い針金とか指でクネクネと繰り返すと容易く折れますよね、それです。
その解決策として「ポスト穴が尖っているから削りました!」みたいなプロの投稿を見たことがあるのですが正直言って、そんな鋭利なポスト穴など見たことありませんよ。


でわどうするか?
ポスト穴に弦を通す時、弦に対してポスト穴を90°以上向きをずらします、角度が有るのでたわみが出ますが無理に引っ張らないこと。
この状態からロックし巻き上げていきます。

要するに弦のテンションをポスト穴で受けるのではなく、ポスト軸で受る考え方ですね。
後、ペグを回す事で自動でロックされるタイプは除き、ダイヤル式はキツく閉めない事、弦を固定出来るトルクは少なくても大丈夫です、完全に巻き上げてチューニング後、確認的に少し締め込めば良いくらいです。
弦のテンションをポスト軸自体で受ける為緩んだりしません。
ご参考に!